秋田/隊員T
前回に記事はこちら「Vol.4/三陸春の漁港編」
1.ロッドを握っているだけで幸せ と思え!
2.ボウズを恐れるな!
3.釣りはカッコよくスタイリッシュに
I隊長
わっぱが特捜隊影のリーダー。色々な釣りに精通しているわっぱが隊長!
隊員T
秋田県秋田市出身51歳。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索しているわっぱが隊員。
隊員masa
秋田県にかほ市出身36歳。渓流ルアー釣りが大好きなトラウトアングラー。ハンドメイドで色々な物を作る器用さを併せ持つ。シンガーソングライターなど多彩な才能を併せ持ち、秋田の良さを誠意的に発信!(今回はお休み)
今回のミッションは、あらゆる魚種が釣れるフジワラ「ブラー」シリーズで、何が釣れるかお楽しみの岩手県三陸エリアでご当地フィッシュを狙う!
12月下旬某日(スマホでのやり取り)
I隊長:明けましておめでとうございます(明けましておめでとうございます)。
隊員T:明けましておめでとうございます。こどしもよろしぐお願いします(今年もよろしくお願いします。)。
I隊長:そんたにさみぐねども、荒れる日多いっすな(そんなに寒くありませんが、荒れる日が多いですね)。
隊員T:んだがらっすよ。しかだねがら、また太平洋さ行ってきたんし(そうですね。仕方がないので、昨年末太平洋側に行ってきました)。
I隊長:おや、へば教えでけれっす(そうですか、そうすれば教えてください)。
使用タックル
ゴロタ場で…
隊員Tは前回釜石エリアで実釣をおこなったが、今回はやや北上したエリアへ向かった。
マップで適当に良さげな漁港へ向かい釣りをスタート。
水色はクリアで底が丸見えで、ゴロゴロとした大きな石が敷き詰められている状況だったので、
根掛かりを少なくするために3gのブラーにアオイソメで開始。
足下を狙うも反応はなく、やむを得ずちょい沖を狙うと、やはり石と石の間にブラーが引っ掛かり根掛かりが多発。
重いブラーでは毎回根に挟まりそうなので、3gのブラーで通すことに。
しかし、浅いエリアでは全く反応がなくわっぱが(焦)。少しずつ深い方へ移動していくとようやくバイトがあった。
残念ながらヒットには至らなかったが、同じところを攻めると再びバイトがあり今度はヒット!
サイズは大きくはないが小気味良い引きが堪らない。見えてきたのは可愛いアナハゼ。
これは三陸ではポピュラーだが、日本海側では少しだけレアな魚なので嬉しい1匹。
それから周辺を同じように狙うとバイトは連発してアナハゼが連続ヒット!
アナハゼ祭りとなったが、残念ながら他魚種からの反応はなく、次なる魚を求めて港内をあちこちラン&ガンしたが撃沈。
やむを得ずポイント移動となった。
流れ込みのヌシ!
続いては漁港の一番湾奥の小さな流れ込みのあるシャロー帯。
水深は浅く深いところでも2mないくらいで底も丸見え。そこにブラー3gにアオイソメを軽くキャストして狙うと…
手前のストラクチャーの中から30cmはありそうな巨大な魚がブラーのアオイソメを襲ったではないか!?
とっさにアワセを入れるも空振りでわっぱが(悔)。気を取り直して再び同様に攻めるとまたまた同じ魚と思われる巨大魚がブラーを襲いアワセを入れて…。またまた空振りでメガわっぱが(号泣)。
もうダメかと思いつつもエサを交換して、少し立ち位置を変えてトレースコースをチェンジしたら、再再サイドブラーを襲い…。
ようやくヒット! 正体は分からないがとにかくわっぱが史上まあまあデカい魚に興奮のファイト。何とか弱らせることはできたがタモがない。
抜き上げれるサイズではないので、やむを得ず浅いスロープ側に誘導してズリ上げる作戦に。
ラインブレイクしなようにゆっくりとズリ上げ…。無事にキャッチに成功!
正体は丸々と太ったケムシカジカ!
これも三陸ならではのロックフィッシュで大満足の釣果!
まさかのビッグフィッシュキャッチでハッピーエンドとなった。
今回はアナハゼの入れ食いから始まり、最後は大型ケムシカジカと三陸魚を満喫。
水温次第では1~2月も楽しめるのでチャンスがあれば再チャレンジしてみます!
取材協力/フジワラ