秋田/佐々木武
連載「わっぱが特捜隊 another SIDE」は隊員Tが釣りのジャンルや、釣り方など一切気にせず自由気ままに釣りをご紹介する連載となっております!
今回は秋田県、山形県の渓流シーズンラスト釣行を振り返ってみたいと思います。
目次
エピソード1◆超タフコンデションが想定!?◆
各地の渓流釣りは殆んどが9月30日まで遊漁が可能で、10月1日から禁漁となる(秋田県は9月20日まで)。
それゆえ9月に入ると、各河川は最後の渓流釣りを楽しもうと、アングラーがひしめきあい、なかなか釣り辛い状況となるのだ。
エピソード2◆9月上旬釣行◆
9月上旬は渓流釣りの大先輩の佐藤浩二さんと県南渓流へ。
このときは気温が高く、渇水、高水温、しかも先行者の足跡だらけと全くのバッドコンデションでわっぱが(泣)。
それでもやってみないと分からないと思い、上流域へエントリーして実釣スタート。
目ぼしいポイントをラン&ガンしながら打っていくが、やはりトラウトからのコンタクトはなくチェイスすらない時間が続く…。先行者の足跡もありかなり厳しい展開でわっぱが(焦)。
それでも少し水深のある速い流れを攻めていると、浩二さんに待望のヒット!大事にファイトして無事にキャッチしたのはイワナ! タフコンデションで釣れてくれた魚は非常に価値のある1匹。
これで一安心の浩二さんだったが、まだバイトがない隊員Tは焦りまクリスティ。すると教科書に書いたような淵が目の前に現れた。
そこの落ち込みにルアーをキャストしてトゥイッチで誘うとようやくヒット! これでもかというくらい大事にファイトしてキャッチしたのはヤマメ! これで2人共に何とかボウズを回避!
タイミング的にボウズを回避できただけでも良しとしなといけないのだが、釣り人とは欲が深いもので、更なるサイズアップを求めて釣りを続行! しかし、現実は厳しく全くノーチェイスの時間が刻々と経過…。
するといかにもヤマメが居そうなポイントで再び浩二さんにヒット! あまりに無反応な時間が多かったので、慎重にファイトして無事にキャッチしたのはうっすら秋色のヤマメ。
その後、大きく下流域に移動して里川を狙ってみたが、隊員Tが可愛いヤマメを追加しただけで終了となった。
とりあえずは2人共に秋のトラウトをキャッチできハッピーエンド(嬉)。
エピソード3◆山形最終日◆
続いては隊員MASAと隊員Tの山形最終日釣行チャレンジ。9月20日で禁漁となった秋田渓流だったが、名残り惜しい隊員Tは実に10数年ぶりに山形渓流にチャレンジしていた。
全くやったことのない川に入り、ヤマメが面白いように釣れた区間に再アタック。しかし、ポイントへ着くと足跡だらけでわっぱが(焦)。ヤマメが居そうなポイントをいくら攻めてもノーチェイス。
しかし、ちょっとした落ち込みで隊員MASAがバイトを捉えたっ!が惜しくもバラシてわっぱが(悔)。
それでも、落ち込みや竿抜けと思われるポイントではたまにチェイスがあり、何となく釣れそうな気配が漂ってきた。
すると隊員MASAが再びヒットさせることに成功!今度は無事にキャッチしてボウズ逃れ。そして隊員Tも負けじと小さい名がヤマメを連発して、とりあえずはハッピーエンド。
エピソード4◆未知の領域へ◆
前回隊員Tが入渓点から川を4時間程上ったところで引き返したが、この日は途中から入りまだ少し時間があったので、やっていない上流域を少しだけチャレンジしてみることに。
相変わらず足跡はあるが、下の区間よりは魚の反応がすこぶる良く、チェイスはそれなりにあった。
渇水でなければ釣れるんだろうなと思いながら釣り上がっていくと、いかにもなポイントで隊員MASAがサイズアップに成功。
未開拓の領域を釣り上がっていくと川幅はだいぶ狭くなったが、水量はまだまだ問題なく釣れそうだったが、戻る時間を考慮するとタイムアップ。
足跡だらけ、渇水、高水温の厳しい状況の中2人共にそこそこ数は釣れたのでハッピーエンド。正真正銘の2024渓流シーズンが幕を閉じた。
今回は終盤の渓流にチャレンジしたが、自然をダイレクトに感じることができる超絶楽しい釣り。
魚は勿論、景色も奇麗でその上マイナスイオンを浴びながら健康的でもあるので、来シーズンは是非トライしてみてはいかがだろか?