秋田/佐々木武
新連載「わっぱが特捜隊 another SIDE」は隊員Tが釣りのジャンルや、釣り方など一切気にせず自由気ままに釣りをご紹介する連載となっております! 今回は秋田で絶好調のサーフフィッシングに出かけてきました。
エピソード1◆マゴチがアツい◆
今年の秋田県沿岸はマゴチ&ヒラメが好調でサーフや河口などで良い釣果に恵まれている。特にマゴチが例年になく絶好調で、タイミングが良ければ1人で5匹以上という釣れっぷり。隊員Tもマゴチは勿論、小さいながらヒラメを連続ヒットする日もあり楽しんでいた。
エピソード2◆県央サーフへ◆
実釣は6月の中旬。今回は仕事で秋田に来ていたジェネラル大澤さんこと大澤大介さんと一緒に釣りをすることに。
お互いに釣具店の情報で、秋田県央サーフでマゴチがかなり調子が良いという話しを聞き、これは行くしかないでしょ! とのことで急遽出撃することに。
まずは一番有望と思われる県央サーフへ。しかし予報より風が強く波もありなかなか釣り辛い状況で苦戦。海藻などの漂流物も多く釣りにならない状況だったが、隊員Tが小さいバイトを捉えヒットさせたがミニマムなシタビラメ…。少々粘ってみたが、状況は変わらないのでやむを得ず移動することに(トホホ)。
エピソード3◆県北サーフへ◆
続いては車を北へ走らせ、好調だったと噂のとあるサーフへ。ポイントへ着くとルアーマンやキス釣り師が数名釣りをしていたので期待大!そして波打ち際へ行くと、干からびたカタクチイワシが多く打ち上げられていた!
そして沖をみるとウミドリも飛んでいて水面に刺さっているではないか! これは大チャンスと思い、大澤さんと隊員Tは一生懸命ルアーをキャスト。しかし、魚からのコンタクトは1回もなくわっぱが(ガビ~ン)。
カタクチイワシの状況から推測すると、どうやら朝方はベイトフィッシュが追われていたようだが、日中のタイミングでは数は少ないと思われた。ここも粘らずに更に北側のサーフへ移動。しかし、移動先でも気配はなく無反応のKPB(完全パーフェクトボウズ)で恒河沙わっぱが(チ~ン)。
エピソード4◆県央サーフ再び◆
ここまで3箇所をラン&ガンしたが本命からバイトはなく大苦戦…。何とか1匹ずつでも姿を見たいと夕まづめは有望ポイントの県央サーフへ入りなおすことに。
最近のヒットタイムは日没前の夕まづめが多かったので、良い時間帯に実績ポイントを攻めることにした。
やや風波が落ち着いたので、カニ歩きでサーフをラン&ガン。すると大澤さんがついにバイトを捉えてヒット! ロッドは奇麗な弧を描き楽しそうなファイト。暴れる魚の正体は良型の本命マゴチ!最後はフィッシュグリップで掴んでようやくキャッチとなった。
写真撮影をしてリリースした直後、再び大澤さんの操るルアーにヒット! 使用ジグヘッドはデコイ「S.G.スイマー」で、トリプルフックが標準装備されている。各メーカー殆んどのワームが装着可能な優れものとなっている。
激しい首振りファイトをいなして無事にキャッチ。対する隊員Tには全くバイトもなくわっぱが(悲)。陽も暮れてきてタイムアップも近づいてきたタイミングでピックアップしようと手前でスイミングになった瞬間バイトがありようやくヒット! 千載一遇のチャンスを逃すまいと慎重にファイトし、最後は岸まで誘導してズリ上げ無事ランディング。
サイズこそ小さいもののようやく捉えたマゴチは格別! これで2人共にフラットフィッシュの姿を見ることができハッピーエンドとなった。
エピソード5◆今年の秋田はフラットがアツい◆
今年の秋田はヒラメやマゴチのフラットフィッシュの釣果報告が多く、かなり好調となっている。今回はふらっと行っても釣れるのではないか? という淡い期待を見事に打ち砕かれたが、後日隊員Tが単独で県南で実釣したところ、2時間程で50cmオーバーのヒラメ、40cmオーバーのクロダイ、そしてシーバスも釣れ、状況はかなり良さげとなっている。日増しにカタクチイワシなどのベイトフィッシュの寄りが良いエリアも増えてきているようなので、是非ふらっとフラットフィッシュを狙ってみてはいかがだろうか?
ヒラメ、クロダイ、スズキ!サーフが大賑わい!