【連載】エフエム秋田「釣り♥lab」ウェブ出張版Vol.2 冬のエリアトラウト

青森／佐藤早苗

２月に入り、ようやく2024年の初釣りに行ってきました。今年の初釣りは青森県平川市の「フォレストパークひらかわ」でした。番組内でもご紹介していましたが、秋田市内から車で約３時間前後の場所です。今年のように雪が少なく道路状況が良ければ、だいぶスムーズにたどり着けます。と言っても現地はかなり大自然の中にありますので、スキー場に行くくらいの気持ちでお出かけ下さい。ちなみに私が行った日は－10度でした。

そうだ！管釣りに行こう！

－10度ともなると水蒸気が氷結し始める気温となり、ダイヤモンドダストと言われる現象が起き、ツンとした寒さの中に神秘的な景色が広がっていました。子供たちも大きくなってスキー場にも最近は行くことがなかったので、久しぶりの冬山の感じが体感できて新鮮な気持ちでした。ところが…水蒸気が凍るってことは…？そう、朝だけ池も凍ってました（笑）。

さて、池の氷も解けたところで釣り開始！　今回は渓流タックルも一応準備しましたが、アジングタックルでのチャレンジです。私は普段からルアー釣りですが、ルアーフィッシングにも管理釣り場でのルールがあり、例えば返しのないバーブレスフックを使用することや、使用できるルアーサイズなどが決まっていますので、詳しくは施設にご確認下さい。あと、ルアーの他にエサ釣りもできますが、その場合複数ある池の中でエサ釣り専用の池が別にあるので気を付けて下さい。

管釣り専用のルアーは持ち合わせていないので、フック交換した渓流ミノー（規定サイズ内）や、以前ヒメマス釣りに使用したクランクなどを使って狙ってみました。午前６時に秋田市内を出発して釣行開始が大体９時30分くらいで、開始直後はバタバタと釣れましたが昼くらいになると全く釣れない時間がありました。あれやこれやと手を尽くしても釣れず、見かねた管理釣り場のスタッフさんがアドバイスに来てくれました。

そのアドバイスによると、管理釣り場でも、１日の間に釣れない時間というのがあるってことと、魚の動きが気温によっても大きく左右されることもあるし、よく観察することも重要のようです。あとは釣れるルアーがあって、管理釣り場ならではのヒットルアーがあるので、自分の釣果に満足できない場合はスタッフさんのアドバイスを聞いて参考にしてみるといいかもしれませんね。

遅ればせながら初釣りだったこの日、久しぶりの魚の感触が楽しかったです。アジングタックルでのニジマスの引きはめちゃくちゃ楽しいです。皆さんも是非行ってみて下さい！　ちなみに私はこの日、１日遊漁券で２匹までお持ちかえりできるコースで閉店時間まで楽しんで5,000円でした。その他魚の持ち帰りの数量や時間によって金額が変わりますので、お出かけ前にチェックしてみて下さいね。