解説/澤口 信
解禁からの状況
1月31日の解禁から連日多くの釣り客が押し掛け、さすがに解禁日ほどの釣果は出なくなったが、それでも浅場から深場まで全体的に十分釣れている。しかし、居ても食わないいわゆる2月病もちらほら発症してきたようだ。
ポイント選び
今シーズンは浅場から深場、どちらでも調子が良い。また、魚探をかけて群れが映ればある程度居続け回遊もしてくれるので、ポイント探しは比較的楽にできるはず。ただ、前述した通り人気エリアは釣れやすい群れがだいぶ抜かれているので、あまり人がいないエリアや水深でポイントを探すのも有効な時期だと思う。
ここまで好釣果を得ている仲間も含め、午前5時に氷上インし、1~2時間かけてじっくりポイントを探し、7時くらいから釣り始めると、トータル的には釣果が上がりやすいようだ。
雪が降ったら要注意?
積雪や降雪で光量が少ない日はワカサギの食い気のスイッチが入るまで時間がかかることがある。2月3日に釣行した際は、周りの人も含めそのような状況で、午前7時のスタートから10時まで殆ど釣れず、場所移動も考えるほどだったが、太陽が出た途端に食い気が上がり好調となった。もしかすると移動していたら裏目に出たかもしれない。場所移動のタイミングの見極めには注意したい。
仕掛け、エサ
仕掛けのエダスは4cm以上の長めのハリスもそろそろ有効になりそうだが、2月3日の時点ではまだ2.5cm以下の短めのほうが釣れやすく感じた。とりあえず2~2.5cmの短めでスタートし、あとは食いを見ながら使い分けるのが良いだろう。
前述した光量に関係するのか、オモリのカラーは夜光が効いている印象があるので、これをパイロットにしながら状況によって変えると良いかもしれない。また、エサも時間帯で食いが良い色が違かった。こまめに交換するのは勿論、色も変えながら食いのいい色を探すのが良いだろう。
誘い方
居食いで取れないアタリを掛ける、あるいはアタリを出すため、2~3秒に1回のアワセを兼ねたリズム誘いをベースにする。食いの悪い時間は誘いのリズムを遅めにして誘った後に食わせる時間を与えるのが良かった。
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以上、先週の状況から見た今週末の岩洞湖ワカサギ週末アドバイスとなる。安全第一で楽しんでほしい。こちらの記事も是非ご参考に!(一酸化炭素中毒と二酸化炭素中毒(酸欠)に関する検証)、(岩洞湖氷上エントリー箇所)