【連載】わっぱが何でもブラー釣り特捜隊Web Vol.11/冬の三陸漁港は熱い!

秋田/隊員T

前回に記事はこちら「Vol.4/三陸春の漁港編

わっぱが何でも釣り特捜隊の心得

1.ロッドを握っているだけで幸せ と思え!
2.ボウズを恐れるな!
3.釣りはカッコよくスタイリッシュに

I隊長

わっぱが特捜隊影のリーダー。色々な釣りに精通しているわっぱが隊長!

隊員T

秋田県秋田市出身52歳。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索しているわっぱが隊員。

隊員masa

秋田県にかほ市出身36歳。渓流ルアー釣りが大好きなトラウトアングラー。ハンドメイドで色々な物を作る器用さを併せ持つ。シンガーソングライターなど多彩な才能を併せ持ち、秋田の良さを誠意的に発信!(今回はお休み)

今回のお題!

今回のミッションは、夏休みを想定しての秋田北防波堤でブラー調査!

11月下旬某日(スマホでのやり取り)

I隊長:ゆぎも降ってきていよいよさみぐて大変だすな(雪も降ってきていよいよ寒くなって釣りに行くのも大変ですね)。

隊員T:んだがらっすよ。日本海側だば時化でなもかもなんねっす(そうですね。日本海側は時化てどうにもなりませんね)。

I隊長:へば太平洋側さいげばいんでねべが(そうすれば太平洋側に釣りに行けば良いんでないでしょうか)。

隊員T:んだんしな。へばちょごっと行ってくるんし(そうですね。少し行ってみます)。

I隊長:よろすぐお願いしまっす(よろしくお願いします)。

使用タックル

ロッド:フジワラ「ブラースティックtypeA BS-692-SS」                   リール:2500番                 ライン:PE0.4号                           ショックリーダー:フロロカーボン2号  
フジワラ「ブラー各種」

レアブラー❓

今回は隊長の指令により三陸漁港へブラーで根魚釣りへ! 隊員Tは先日釣具店で古いパッケージのブラーを見つけて思わずリアクションバイト! これを使ってみたくて仕方がなかったのだ! かなり昔のブラーらしくパッケージには値段が付いていることから消費税が導入される1989年以前(36年前?)の物と思われる。後日(株)フジワラのスタッフにこのブラー画像を検証していただいたところ「入社して25年くらいになるが見たことがないパッケージです」とのこと。やはり、かなり古くレアなブラーなこと間違いなし!


ブラーには様々な種類があるが時代によって色々と発売、工夫されているので試してみるのも面白い!今回は3種類のブラーが入った「アソートブラー」と古いブラーでチャレンジしてみる。隊員Tは釜石市のアクセスの良い漁港を選び実釣をスタート!

まずはセオリー通りテトラ帯の足下に10gのブラーをキャストしないでバーチカルに狙う。すると小さな魚が集まってくるがヒットする感じではなく諦め、岸壁際のボトムを攻める。するとすぐにバイトがあるがなかなか乗らなくてわっぱが(泣)。それでも諦めずに狙っているとヒットし、こ気味良いファイトで楽しませてくれる。正体は色鮮やかなアナハゼ!

アナハゼはかなりの数がいるようで適度にバイトがあり釣ることはできたので、続いてはテトラ帯が絡まないオープンエリアを古いブラーで狙うことに。キャストすると底に沈んでいる大きな石の間に挟まるので、キャストはせず足下を狙うとアナハゼとは異なるやや大きなバイトがありヒット! グングンと鋭い突込みがあり慎重に上げてくると見えてきたのは三陸名物のアイナメ! 小さくてもファイトは楽しく病みつきになりそう。そしてブラーは今も昔もしっかりと魚を釣ることができることが証明された。

その後もバイトは続きアナハゼ&アイナメ釣りを楽しんでハッピーエンドで終了となった(嬉)!

延長戦はドンコ祭り開催!

アナハゼとアイナメ釣りを満喫した隊員Tだったが、夜は三陸のイカメタル船に乗ることになっていたので、仮眠しようと出船場所の漁港へ移動。すると釣り人が数人いたので、メバルでも釣れないかと思い軽くライトタックルにジグヘッドワームで釣りを開始。するとすぐにバイトがあり何かがヒット! 何だろうと思い浮いてきた魚を確認すると…何とホームの日本海側では珍しいドンコではないかっ! これはブラーでもやってみたいと思い、ブラーにアオイソメを付けてやってみると…。

何と! バイトが超絶連発の超絶入れ食いモード突入し入れ食い状態に! サイズは10数センチから20数センチとバラツキはあったが、20センチ越えはなかなかのファイトで面白すぎて止め時がわからないくらい(笑)。

結局仮眠をすることもなく延々とドンコ釣りを楽しんでウルトラハッピーエンドでイカメタル船にのることのなったのであった(幸)。

今回は三陸漁港でブラーフィッシングを楽しんだが、海が豊かなせいかバイトは飽きることなくかなりの魚を釣ることができた。冬の日本海側は残念なことに時化ることが多いが、太平洋側は逆に風裏となり釣りができるので、寒さを対策さえできれば非常に楽しい釣りを体験できるので、是非三陸漁港ライトゲームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

取材協力/フジワラ

WRITER

釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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