【連載】エフエム秋田「釣り♥lab」ウェブ出張版Vol.6 飛島沖ジギングで鬼退治!

秋田/佐藤早苗

今回は梅雨入りの前に山形県・飛島沖ジギングに行ってきました! 今回の遊漁船もおなじみの酒田アラジンです。前回記事の酒田アカムツジギングの乗り合い船で知り合ったアカムツ名人の高橋さんとご一緒させて頂きました。

飛島の魅力は魚だけでない!

まず、釣行中に行きの船中に聞いた「魚の通り道」のお話が個人的に興味深かったです。山形県唯一の離島「飛島」は、酒田港から北西に39kmの所に位置し、定期船「とびしま」では75分で行ける癒しの島と言われています。

バードウォッチングでも人気の飛島
こんなに島から近いポイントにも行きました

飛島と言えば、釣り人にとっては魚の宝庫!海の幸豊かな酒田の資源ですが、実は渡り鳥の中継地としても有名な島です。特に春と秋の、鳥の渡りの時期には多くのバードウオッチャーで賑わっているそうです。いつかは上陸してみたい…。

酒田市のウェブサイトには「飛島の野鳥観察情報」があって観察記録を閲覧することができますので興味のある方は検索してみて下さいね!

なんと…めっちゃ釣れました!

ということで飛島周辺に到着しさっそく釣り開始! 最初に言っておきますが…めっちゃ釣れました!

まず最初に釣れたのが「ホッケ」。次にいつもの「ソイ」。ソイはちょこちょこ合間合間にサイズアップしながら釣れ続け…笑「メバル」「ハタ」「カサゴ」「オニカサゴ」←本命キターーーー!そしてなぜか「サメ」(笑)。そのほか「フグ」「クロソイ」と五目釣りを通り越して九目!

アカムツのみならず、名人級の高橋さんに教えて頂いた通りボトムをちょんちょんちょんちょん…。探りながら、ふと思ったことがありました。サーフでのキス釣りは地形変化の釣りであり、陸地の地形の延長線上にある海底の地形を想像することがポイントです。広い海のど真ん中で地形を把握するには、このちょんちょんちょんちょん…時々ボヨヨン!スーパーマリオの音源が頭の中を駆け巡りそうな、その動作で海底の地形をいかに感じとることができるのか? そこが根魚狙いのポイントのような気がします。

数年前、青森県津軽海峡で遊漁船から渡り鳥の編隊を見上げたことがありました。地図も航海図もないだろうけれど、まっしぐらに飛んでいく渡り鳥のVの字はブルーインパルスなみにかっこよかったことを覚えています。もしかしたら目印はあるかもしれないけれど、言語のない鳥たちは、それを仲間にどう伝えているのでしょうか? 魚も同じ。想像力をかき立てる「釣り」ってホントに面白いな♪

釣りラボ

エフエム秋田 毎週木曜日午前11時30分~55分放送!内容はゲストを交えた釣りトークに加え、オススメ情報、アイテム紹介の「フィッシングヘッドライン」、釣果情報など内容盛り沢山♪ 是非お聞き下さい!

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WRITER

佐藤早苗

エフエム秋田「釣り♥lab」ラジオパーソナリティ

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元CNA秋田ケーブルテレビリポーターで、現在はフリーランス。釣り歴12年。テレビ番組がきっかけで始めたルアーフィッシングが、現在は自身のライフスタイルの1つとなっている。年間釣行は約70回。渓流、サクラマス、シーバス、タイラバ、ジギング、エギング…他。

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