好調!宮城・田代島のクロダイ釣りレポート

5月下旬に宮城県石巻市田代島に釣行してきました。釣行当日は北西の強風により釣り場が限定される状況でした。当日に選んだ釣り場は、田代島の東側に位置するボンチャマの本島で北西風でも風裏になる釣り場を選択。今回はその釣行模様をレポートしたいと思います。

クロダイをキャッチする筆者

高回転な釣りが釣果に繋がる

田代島の東側に位置するボンチャマの本島の釣り場は水深が5~7m程で、釣りをする際に困難な障害物(シモリ根)なども少ないため比較的釣りをしやすい釣り場です。釣りを始める前に磯際や足下から20m、30m程沖の水深を測り、そこから実釣スタートとなりました。

大きなワンドに位置した釣り場のため30~40m程沖にコマセでポイントを作り、クロダイを集め釣りたいとも思っていました。ところが北西からの強風の影響で、遠投で釣りを行うと仕掛けの管理が非常に難しくなるため、足下から25m程先までの距離で自分の仕掛けをしっかり管理しきれる範囲を釣ることにしました。

釣り始めはエサ盗りの反応や本命のクロダイの反応もない状態でしたが、時間の経過と共にエサ盗りのフグが釣れ始める状況でした。

また、エサ盗りや本命の活性も低いことから「待ち」の釣りを意識していました。しかし、なかなかクロダイからの反応がないために「回転を良くする」釣り方に変えたところ、この釣り方が良かったのか本命のクロダイが釣れてくれました。釣りの回転を良くすることにより必然的にツケエサとコマセが同調する時間が長くなることや、仕掛けの投入回数も増えることが釣果に繋がったのではと思っています。

好調な田代島のクロダイを攻略!

今シーズンの展望

今年の田代島周辺の釣り場は良く釣れています。個人的には、今後も良い釣果が望めると思っています。ただ、好釣果なだけあり連日釣り人も多く釣りを行っているために場荒れなどもあり得ると思います。今後の釣行で特に重要だと思っていることが「普段他の釣り人が狙わない場所」つまり竿抜けポイントを釣ることだと思っています。

普段釣り人が釣りをしない磯だったり、遠投で狙える沖のポイントだったり。そのような場所を狙えば数型共に良い釣りができるのではないかと思います。また、マダイの釣果も多く大型にラインブレイクされたなどの話も良く聞きます。今後も田代島周辺の釣り場に行くのが楽しみです。

マダイも良い時期に入りますよ!

WRITER

吉田亨

サンラインフィールドテスター、マルキユーフィールドスタッフ、ソルブレフィールドスタッフ

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宮城県在住。同県内をメインフィールドに瀬戸内海など日本各地でクロダイ(チヌ)のウキフカセ釣りを楽しむ。

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