【連載】エフエム秋田「釣り♥lab」ウェブ出張版Vol.3 酒田・春のマダイジギング

山形／佐藤早苗

いざ春マダイを求めて！

3月25日、山形県酒田市の酒田港から遊漁船アラジンでマダイジギングに行ってきました。この日は乗り合いで、番組でお馴染みD.Loop店長の鎌田さんと私を含め3人での釣行でした。船には船長を始めお客さんがあと2人の合計6人で朝5時30分に出港しました。だんだん風が強くなってくる予報だったので、いつもより若干早めの出発でした。

まずは天候や海の状況を考えて近場のポイントでやってみることに…。すると、開始と同時に私にアタリがあり、幸先いい感じ！　船中朝から盛り上がり、上げてみるとソイでした。しかもいいサイズ！(笑)

いつも一緒に釣りしている仲間は知っていますが、どうしたものか何釣りに行っても必ずソイが釣れる私！　この日も１投目でソイゲットでした。そういえば、いつだったか大物狙いのキャスティングに行って本命釣れず、150Ｌのクーラーにソイ1匹だけ入れて帰ったこともありましたね(笑)。懐かしい思い出です。

ソイから始まった時合到来で船中パタパタと本命も釣れ、気が付けば全員安打！　私もその後良いサイズの春マダイを釣ることができました。朝イチ、6時30分の時合いの後は、潮が動かず苦戦し、ルアーチェンジ、カラーチェンジを繰り返しながら探っていきました。最初はカブラが良く、カラーは赤系でしたが、潮の変化によってその後ジグに好反応でした。

カラーは、この日はカブラとジグともに赤系でした。最初の時合いで釣れていたマダイの歯は丸かったのに反して、2回目の時合いに釣れたマダイの歯が尖っていたことも、私にとって興味深く重要なポイントでした。これからの釣りに活かしていきたいです。ちょっとしたその時の魚の状態や、釣れた時の海の様子、潮の感じも覚えていくと、次に釣れない時の自分の引き出しが増えるかもしれませんね！

予報通り、昼前には風が強くなってきたので早めの帰港となりました。釣行時間はいつもより短めだったけど内容の濃い、しかも大満足の一日になりました。楽しかったです。今回ポイント選びが的中、私たちを、その日おそらく酒田イチの釣果で楽しませてくれた遊漁船アラジンは、これからのキャスティング、アカムツでも人気の遊漁船です。機会があったら是非乗ってみて下さい！

早上がりだし、みんなでラーメン食べに行こう！　ということで、外食ラーメン消費量日本一に輝いている酒田市でおいしいラーメンを食べながら、釣りの話一切なしの(笑)、楽しい時間を過ごしてきました。おいしいラーメンで心も体も温まりました。酒田のマダイジギングは、もうしばらく楽しめます。是非おでかけ下さい!!