秋田/隊員T

前回に記事はこちら「Vol.4/三陸春の漁港編」
1.ロッドを握っているだけで幸せ と思え!
2.ボウズを恐れるな!
3.釣りはカッコよくスタイリッシュに
I隊長

わっぱが特捜隊影のリーダー。色々な釣りに精通しているわっぱが隊長!
隊員T

秋田県秋田市出身51歳。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索しているわっぱが隊員。
隊員masa

秋田県にかほ市出身36歳。渓流ルアー釣りが大好きなトラウトアングラー。ハンドメイドで色々な物を作る器用さを併せ持つ。シンガーソングライターなど多彩な才能を併せ持ち、秋田の良さを誠意的に発信!(今回はお休み)
今回のミッションは、夏休みを想定しての秋田北防波堤でブラー調査!
7月上旬某日(スマホでのやり取り)
I隊長:あっちい夏も終わって涼しぐなってきたんすな(暑い夏も終わり涼しくなってきましたね)。
隊員T:んだがらっすよ。朝晩だばさみぐなってきて海水温も下がってきたんでねっすべが(そうですね。朝晩は寒いくらいで海水温も下がってきたのではないでしょうか)。
I隊長:へばハゼもだいぶ良いんでねっすべが(そうすればハゼも良いのではないでしょうか)。
隊員T:んだどおもうっす。ちょごっと行ってみるんし(そうだと思います。少し行ってみます)。
I隊長:よろすぐお願いしまっす(よろしくお願いします)。
使用タックル

リール:小型スピニングリール ライン:PE0.4号 ショックリーダー:フロロカーボン2号


ハゼ捕獲ミッション…
秋のファミリーフィッシングの超ド定番といえば、比較的釣りやすく手軽なハゼ! 足場の良い漁港などで楽しむことができるので、お子さんでも釣ることができ、食べても美味しいので人気のターゲットです! 今回はハゼ釣りにチャレンジすると共に、9月21日(日)に開催される「釣りキチ三平杯」のイベントの一つ『ハゼ釣り堀』のハゼ捕獲も兼ねて秋田沿岸漁港へ向かった。


実釣スタートは午後1時過ぎとかなりゆっくりな開始だが、ハゼはあまり時間帯を気にしなくても良いのが魅力の一つ。まずは超実績ポイントの漁港の足下をキャストせずに「ブレードブラー」6gにアオイソメを付けて落とす。すると着底後わずか数秒でアタリがあったが惜しくもフッキングせずにわっぱが(焦)。それでも諦めずに狙っていると明確なアタリがあり今度はヒット! 小気味良い引きの正体は…。本命のハゼで好調なスタート!



そこからはブラーを落とせばアタリ、どんだけハゼがいるの? というくらい途絶えることがなくハゼからの反応がある状態。しかし、小さいハゼはアタるけどヒットしないというもどかしさもありつつ釣れ釣れ続いた(嬉)。

ハゼ釣り堀用に確保!
この日は前述したように、釣り大会でのイベント企画「ハゼ釣り堀」のハゼを釣って生かして確保するミッションも兼ねての実釣。釣り東北社カチローも宮城伝統釣法の「数珠子釣り」でハゼを釣っていた。

数珠子釣りとは針を使用しない釣り方で、数珠のような見た目のアオイソメを加工したかなりグロイ仕掛け。アオイソメに食いつき放さないハゼの習性を上手く利用した釣り方だ。針を使わないということはハゼにダメージを与えない理想の釣り方でもあった。

2人で2時間弱で40匹ほど釣り上げ、イベント当日まで沈めた網の中で生かす作戦だが、やったことがないのでハゼが当日まで上手く生かせるかを試す機会でもある。

何事もトライ&エラーということでイベント当日をお楽しみに! ということで、今回はハゼ釣りにチャレンジしたが、釣りやすく天ぷらで食べると非常に美味しい魚なので、秋の釣りシーズンには家族や仲間でトライしてみてはいかがでしょうか!
取材協力/フジワラ