鵜澤政則氏ニューロッド最終テストで男鹿磯へ!

秋田/編集部

ダイワのフィールドテスターとして長年に渡り磯釣り業界をリードしてきた鵜澤政則氏が7月4日、3年振りに秋田県の男鹿磯を訪れ、今秋ダイワから新発売される磯釣り用ロッドの最終テストを行った。

細身でパワーアップされた磯ロッドが新登場

従来品より細くなったが、独自の開発で今まで以上にパワーアップしたロッド(右)

今秋新発売となる「トーナメントISO AGS」は、東レが新開発したカーボン素材をダイワが独自の技術で加工し、従来の磯竿と同じ号数(1号5.3mなど)でありながら細くなり、かつパワーアップした優れもの。号数の表示名も変わり、今後はM(0.8~1号)、ML(1.2号)、M(1.4号)、MH(1.7号)となる。

1投目から40cmオーバーのマダイヒット!

7月4日午前10時30分、男鹿市加茂沖磯の大黒島に上がった鵜澤氏は、久々となる男鹿磯の風景と潮風を懐かしんでいた。

準備も整った同11時、期待を込めての第一投。鵜澤氏考案の二段ウキ、キザクラ「D.SUS」。潮受けウキが底潮の流れを捉えた時、海面で緩んでいたミチ糸がスーと直線になったと同時にテストロッドの穂先が一気に引き込まれた。鵜澤氏はいきなりのヒットに面食らっていたが、即座にロッドの性能を最大限に活かし、無事タモ網へ誘導した。キャッチしたのは47cmの鮮やかなブルーアイシャドーのマダイ。その後も同サイズのマダイを数枚掛け取り込み、初日は終了。

ロッド開発に携わっているグローブライド社員の阿部氏も40cmオーバーをヒットさせ、仕上がりの良さを確認していた

翌日は門前沖磯のおんべ島に上がり、前日と同様に40cmオーバーを数枚ヒットさせ、十分なロッドテストを終了した。

鵜澤氏は、「今秋発売されるロッドはカーボンの弾性を最大限に発揮させているので掛かった魚を驚かせずに浮かすことができ、初心者でも操作がしやすい」と、太鼓判を押した。

掛かったマダイの強い引きを余裕あるパワーで吸収し、驚かさずに綺麗な弧を描く

今回の男鹿磯の様子はダイワ磯チャンネルで動画アップされているので、是非ご覧あれ。

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釣り東北WEB編集部

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