「ブラー」は世代を越え愛され、進化する

東北の釣り人なら知らない人はいない、東北・青森で生まれた仕掛け「ブラー」。故・西田豊忠さんが考案し、北海道北斗市に工場、本社を構えるフジワラが商品化。発売してからかれこれ40年近くなるが、今もなお初心者からベテランまで多くの人に使われている。編集部も30年以上使ってきたが、控え目に言って「何でも釣れる仕掛け」。例えば初心者に釣りを教える場合、とりあえず糸の先に結ぶのは「ブラー」である。

これまで様々な類似系アイテムを見てきたが、ここまで完成度が高いのはなかなかないと思う。
形、厚さ、比重、針の種類・大きさ・色、ピンク糸、ビーズ、カラーラインアップ、サルカン、gの表示…全てに理由があって非の打ち所がない。アレンジする余地はあるにせよ、マイナーチェンジ的に本体を変えるべき箇所は正直見当たらない。

◎ブラーは進化し続ける

実は先日、フジワラ社を訪ねる機会があった。そこで見せてもらったのが開発中のアレンジ系ブラー。

実は向かう途中にお2人と何を話そうかと考えている中で、ふと同じようなものが浮かんだ。まあ、後付けと言われても仕方ないが、いずれにしても「おお、これは!」と、何かを感じる新しいブラーである。

対応していただいた藤原社長(右)と、副社長(左)

まだ開発中で表に出すことはできないが、おそらくは近々当WEBでもそのベールを脱ぐ時が来るだろう。というか個人的に早く使ってみたい! きっとまた「何でも釣れる」と言えるブラーのはずだ。

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釣り東北WEB編集部

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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