20cmオーバーの確率をどう上げるか!? 「2024年度 がまかつ カレイ船釣り大会 大型漁礁会場」開催される

写真、協力:菅野順也(がまかつフィールドテスター)

令和6年4月21日(日)、カレイ釣りのメッカ・宮城県仙台湾の大型魚礁周辺にて「2024年度 がまかつ カレイ船釣り大会 大型漁礁会場」【主催:がまかつ】が40名の選手を集め開催された。

午前4時30分、出船地の塩釜まがき港に選手が集まり、受付が開始
出船を前に期待と不安で緊張感が漂う

競技規定は、仕掛けは針数3本以内、エサはアオイソメ、対象は20cm以上のカレイ類の総枚数。この20cmという大きさが絶妙な設定で、選手達は積極的にコヅいてとにかく数を釣り規定サイズをセレクトしていくのか、それとも良型の確率を高めるため逆にコヅキを抑えるのかなど思い思いの戦略で上位入賞を目指した。また、競技船4艘の船長達もポイント選択や移動のタイミングなど、選手同様に頭を悩ませた。

さすがは腕利きの選手達。続々と好釣果が持ち込まれた

結果、みやとや丸に乗船した宮城県遠田郡涌谷町の千石清選手が33枚を釣り上げ優勝。千石選手は「軟らかいミキ糸の仕掛けと、ゆっくりのコヅキで食わせの止めを長くしたのが良かった」と勝因を述べた。2位には25枚の鈴木和則選手(同県岩沼市)、3位には24枚の小岩清選手(同県仙台市)が入賞した。

各船の1位が総合1~4位・各船の2位が総合5~8位となる横取り方式を採用した結果は以下の通り(敬称略)。

1位 千石清(宮城県・みなとや丸) 33枚
2位 鈴木和則(宮城県・えびすや丸) 25枚
3位 小岩清(宮城県・豊漁丸) 24枚
4位 佐藤公平(宮城県・丸洋丸) 22枚
5位 三浦雄一(岩手県・みなとや丸) 27枚
6位  佐々木洋(宮城県・豊漁丸) 22枚
7位 佐々木廉之(岩手県・えびすや丸) 22枚
8位 吉田みつぎ(岩手県・丸洋丸) 16枚

上位3名。左から2位の鈴木選手、優勝の千石選手、3位の小岩選手

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釣り東北WEB編集部

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