週末釣り物予報(2024年4月20~21日)

サクラの季節!

青森県でも開化宣言が出され、東北全域が桜シーズンに包まれています。一方、海でも川でもサクラマスが満開状態です!

好調なジギングでは4.12kgのビッグなサクラマスが仕留められています!
川でもナイスサイズの釣果が続々と出ています!

ゴールデンウィークには連休を活用して、海に川に全国各地から大勢のサクラマスフリークが足を運び、大きな山場を迎えそうです。釣り人としてのマナーを遵守し、トラブルや迷惑行為のない釣りを楽しんでほしいですね!

カレイ全開!

まさに「花見カレイ」が各地で釣れています。投げ釣りでは宮城県の大物ポイント釣り場として有名な渡波周辺、青森県では陸奥湾周辺、福島県では小名浜港や相馬港周辺などの実績のある所で、納得のいく数が釣れています。

投げ釣りではアイナメ交じりで中~小サイズの数が揃う!

一方の船釣りでは、青森県野牛沖~宮城県仙台湾の太平洋側で、様々なカレイがハイシーズンを迎えています。

青森県津軽海峡の船釣りでは良型ババガレイも!

春は繁殖期を終えたカレイが荒食いを始めるシーズンで活性も上々。しかも秋シーズンと比べてエサ盗りが少ない時期でもあります。船釣りでも投げ釣りでもお好みのスタイルで、どう食べても美味しいカレイを狙ってみてはいかがでしょうか?

アジ

庄内~新潟の日本海側では30cm超の「尺アジ」が狙い目となるでしょう。既に「アジング」やサビキ釣りで良型が出ていますが、まだ先週は場所によるムラが大きかったようです。

ライトタックルならではのアジとのファイトが面白い!
船でも嬉しいゲストで良型アジが釣れ始めています!

釣れたてのアジは「刺身」「なめろう」「塩焼き」「フライ」など、食卓をバラエティーに彩ってくれます。シーズン初期のアジは型が良いので、少しパワーのあるタックルやシステムで挑みましょう!

メバル

先週に引き続きメバル釣りをオススメします。赤(ウスメバル)も黒(クロメバル)も、船でもショアでも良い釣果が手でいます。

船で釣れるウスメバルは良型揃い!
ショアのルアー釣りでは、捕食したベイトで腹がパンパンに膨らんだクロメバルの盛期!

ルアー釣りではアジングタックルをそのまま流用することもできることから、ナイトゲームで夜行性の強いメバルを狙い、朝夕のまづめ時はアジとの二刀流。そんな釣り方も手軽にできるのが嬉しいですね!

マダイ

日本海側の青森県平舘沖~新潟東港沖の全域で、いわゆる「のっこみマダイ」がシーズンインした模様です。まだ超大型の釣果の割合は低いようですが、奇麗な魚体が釣り人の心を和ませてくれています。

タイラバ、ジギングで2桁釣果も!

庄内~新潟方面ではタイラバにアマダイも交じっているようで、今後さらに期待が持てるでしょう。今は朝イチと日中の気温差が大きいため、服装の調整と水分補給を忘れずに、「百魚の王」を釣り上げて、目出度い恵比須様になりきりましょう(笑)

シロギス

先週まではまだサーフからの釣果は聞こえていませんが、そろそろ「初キス」のニュースが流れる予感がします。秋田~新潟の各砂浜がポイントとなります。

数年前までは5月に入ってからがキスシーズンでしたが、ここ数年は4月中に釣れ始めています!

シーズン初期は数釣りこそ厳しいですが、波打ち際まで寄る個体には抱卵した良型が多く、思わぬ衝撃的なアタリに驚かされることもあります。針数は抑え気味にして大き目の針で対応し、ツケエサのジャリメは大きめに付けて、仕掛けは止め気味に超デッドスローに引くのが、初期の良型キスを掛けるコツになります。

天気が良ければファミリーで砂浜に出掛けてキスを狙ってみるのもいいでしょう。広大な海と水平線を眺めながら、開放的な気分に浸れば日常のストレスも吹き飛ぶはずです!

WRITER

釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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