【連載】わっぱが何でもブラー釣り特捜隊Web Vol.2/続!漁港探索・冬の漁港編

秋田/隊員T

わっぱが何でも釣り特捜隊の心得

1.ロッドを握っているだけで幸せ と思え!
2.ボウズを恐れるな!
3.釣りはカッコよくスタイリッシュに

I隊長

わっぱが特捜隊影のリーダー。色々な釣りに精通しているわっぱが隊長!

隊員T

秋田県秋田市出身50歳。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索しているわっぱが隊員。

隊員masa

秋田県にかほ市出身35歳。渓流ルアー釣りが大好きなトラウトアングラー。ハンドメイドで色々な物を作る器用さを併せ持つ。シンガーソングライターなど多彩な才能を併せ持ち、秋田の良さを誠意的に発信!

今回のお題!

今回のミッションは、あらゆる魚種が釣れるフジワラ「ブラー」シリーズで、何が釣れるかお楽しみの秋田県にかほ市にて漁港調査!の日をを改めた続編である

2月中旬某日(スマホでのやり取り)

I隊長:こどしは暖冬で水温たげみでんすな(今年は暖冬で水温が高いみたいですね)。

隊員T:んだがらっすよ。日本海も太平洋もたげんすな(そうみたいですね。日本海も太平洋も高いですね)。

I隊長:へば漁港でもなんか釣れるんでねべが(そうすれば漁港でも何か釣れるんではないでしょうか)?

隊員T:んだすべが? ちょごっと調査してくるんし(そうですかね? 少し調査してきます)。

I隊長:よろしぐお願いします(よろしくお願いします)。

隊員T:わがったんし。隊員MASAど行ってくるんし(分かりました。隊員MASAと行ってきます)。

使用タックル

タックルはフジワラ「ブラースティック」
今回は「ハンティングブラー」も使用

爆風激荒れ…

実釣は2月下旬のまぁまぁ爆風の荒天日(泣)。今年は暖冬で雪が少なく、比較的暖かいものの、わっぱが隊の日頃の行いが悪いせいか、当日は寒くて全くの釣り日和ではない(ガビ~ン)。しかも全く釣り情報もなく行き当たりばったりだったが、何か1匹くらいは釣れるだろうと秋田県南の金浦漁港で合流した。

金浦漁港からスタート
相変わらずアオイソメが苦手なmasa

外海は激荒れで濁っていたので、湾奥の比較的クリアなエリアからスタートすることに。2人共に4gのフジワラ「ノーマルブラー」にアオイソメを付けてボトムを狙う。ちなみに隊員MASAは相変わらずアオイソメが苦手でエサ付けに苦戦(笑)。なんとかエサを付け実釣スタート! しかし、際を狙えど沖を狙えど全くバイトはなくノー感じでわっぱが(焦)。暖冬で春が早いと勝手に想像していたが、実際には冬の海で生命感はゼロ(トホホ)。

真面目に狙う隊員MASA
ブラーは定番のアオイソメをセット

こうなれば片っ端からラン&ガンするしかないと思い、漁港内をあちこち探る。そして、隊員の操るブラーに遂に重みがっ? しかし、全く引かないので魚ではないと確信も、タコの可能性もあるので、少しだけドキドキしながら巻き上げると、ただの草でわっぱが(草)。ここで隊員MASAはタイムアップとなり、やむを得ず隊員Tは場所移動して残業することに…。

悔しいですっ!
隊員Tがキャッチしたのは草…

ベイトフィッシュ発見!

何とか魚を釣りたい隊員Tは、お隣の象潟漁港へ移動。少し陽が傾いた上に、ウミドリも多く釣れそうな気配がムンムン。ここでもラン&ガン作戦することにして、まずは外海に近い水道からスタート。

しかし、濁っているせいか全く反応がなくわっぱが(泣)。少しずつ湾奥に移動し探るがバイトはなく、しかも風が強くなり、しまいには雨が降る有様(あっちょんぶりけ)。それでも何とか魚の顔がみたいので、雨が止んでいるタイミングで狙うもノー感じ。

暗くなってきたので、ブラーは夜光を使用
岸壁際を狙ってみるが…
港内にはウミドリが沢山

そして、いよいよ陽が落ちてナイトゲームに突入したので、湾奥の外灯の下に移動したら、何とベイトフィッシュの大群を発見! これは大チャンスとブラーをキャストして探ったところ…。ハイ撃沈でウルトラわっぱが(号泣)。天候はもはや暴風雨になりや止む無くストップフィッシングとなった。

今回は冬の漁港調査にチャレンジしたが、天候のタイミングなども悪くKPB(完全パーフェクトボウズ)になったがこれも釣りの面白さと、勝手に解釈。自然相手で仕方ないので、次回は魚の顔が見れるように頑張ります!

取材協力/フジワラ

WRITER

佐々木武

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秋田県秋田市出身50歳。本誌時代よりの連載「わっぱが何でも釣り特捜隊」シリーズの隊員Tとしてもお馴染み。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索している。

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