TG(タングステン)ジグヘッドがライトゲームで必要な理由

アジングをはじめメバリングなどお手軽に楽しめるルアーフィッシングとして人気のライトゲーム。

マスプロからガレージブランドまで各社の個性が出たアイテムがたくさん出ていますよね。

アジングやメバリングに欠かすことのできないジグヘッドひとつとっても形状やコンセプトも様々。

マスプロメーカーのシマノもライトゲームに力を入れており、ジグヘッドもオリジナリティを出したものも多くリリースしています。

そこで本記事ではこの秋、号数追加となった「ソアレTGファインヘッド」にフォーカスを当ててみたいと思います。

画像/出典:シマノ


目次

  1. タングステンのメリット&デメリット
    1. メリット
    2. デメリット
  2. 「ソアレTGファインヘッド」の特徴

タングステンのメリット&デメリット

ソアレTGファインヘッドは名前にもあるようにTG(タングステン)素材をヘッドに使用したライトゲーム用ジグヘッドです。

メリット

タングステンは一般的にジグヘッドに使われる鉛に比べて比重が高いため、シルエットをコンパクトにできたり、同じシルエットでも自重を重くできる…

よって、遠投ができる、強風時などラフコンディションでも飛距離を出しやすい、レンジへの到達を早くできる、シルエットが小さくなるゆえ抵抗が少なくなる、硬い素材のため感度が上がるなどメリットがあります。

デメリット

もちろんデメリットもあり、フォールスピードが速いため特に軽量ウエイトを使用した場合に着底感が分からないままボトムに到達したうえで根掛かり、ロストしやすい、また鉛に比べて単価が高いといったところでしょうか。

ソアレTGファインヘッド」の特徴

タングステン素材のメリット&デメリットを知ったところで、「ソアレTGファインヘッド」の特徴を見ていきましょう。

まずは独特なヘッド形状。流線型で見るからに水切れが良くスイミングに適しているように見えますね。

正面
真上

ただ受け流すだけでなく適度な水受けで、ある程度の存在感を感じられるフォルムです。

フックはオリジナルの線経0.6mmファインフックMサイズを採用したオープンゲイブ仕様。

オープンゲイブ、つまり針先が開いているこの仕様はアジの弱い吸い込みでも吐き出したときに針掛かりしやすいためバラシが少なく、アジング用ジグヘッドで多く採用されている形です。

広めに設計されたラインアイにも注目。ナイトゲームもあるライトゲームではライン結束のしやすさも重要で、「ソアレTGファインヘッド」のアイならば簡単に糸通しができるでしょう。

ウエイトは0.8g (2024年10月追加)、1.2g、1.6g、2g、2.5gの全5サイズ展開で様々なシチュエーションやフィールドに対応します。

スペック-SPEC-

0.8g (2024年10月追加)、1.2g、1.6g、2g、2.5gの全5サイズ、500~750円

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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