編集部/釣り物予報【週末イチオシの釣り!】2月3日~4日

さぁ、待ちに待った週末。「何を釣りに行こうか?」そんな悩めるアングラーに、釣果情報を元に編集部がオススメする釣り物をご提案する「週末釣り予報」コーナー。

【青森】クロソイ、メバルのライトゲーム

北西風をかわせる陸奥湾西部では、クロソイを狙ったライトロックゲームや、この時期定番のメバリングの釣果が目立っていました。クロソイの場合はやや強めのライトゲーム用ロッドを始め、バス用タックルでも代用可能。ジグヘッドリグで岸壁際やストラクチャー周辺のリーリングが基本アクションです。

メバリングは25cmクラスも出るなど夏泊半島周辺が好調。この時期、抱卵個体も釣れるため、釣れた場合は優しくリリースしましょう。

他、マダラジギングは釣果はあるもののオスは白子が抜けた模様。マスジギングはポイントがまだ北海道近辺と遠いものの船中1本程度交じるようになってきました。

【秋田】旬の絶品ヤリイカ

年明け頃からポツポツと釣果が出てきた男鹿半島のヤリイカ。先週末の晴れた凪のタイミングでは10杯以上キャッチの情報もあり、釣果が上向いています。釣り方は餌巻きスッテを使用したウキ釣りとエギングの2通りが主ですが、ウキ釣りで待ちつつ、エギで広範囲に探る2刀流もオススメ。(ヤリイカ入門記事)

ただし週末は荒れ予報…釣行が叶うなら北西風をかわせる南磯エリアで、その中でもヤリイカが行き来しやすいディープ隣接のポイントが狙い目です。急な気象変化もありえるので、釣行の際は十分に注意して楽しみましょう。

【岩手】イカメタルで終盤ヤリイカをゲット

三陸エリアでは引き続きヤリイカのイカメタルが狙い目。シーズンも進みサイズが40cm超のパラソル級も交じります。ツツイカ系の中でも特に繊細な相手とされるヤリイカは小さなアタリを取ってこちらから積極的に掛けていかなければいけません。その繊細さが面白さ抜群です。そしてヤリイカって美味しいのが一番嬉しいですね。(イカメタル入門記事)

他、宮古エリアでは船でのナメタガレイ(ババガレイ)の釣果が増えてきましたね。オカッパリではアフター回復後のアイナメ釣果が出ています。1月31日に岩洞湖の氷上ワカサギ釣りも解禁しました。

【宮城】釣りと観光で楽しめる牡鹿メバリング

牡鹿半島エリアではメバリングで15~25cmクラスの釣果が出ています。ナイトゲームが中心になりますが、日中でも沈み根や藻などをタイトに狙うことで釣果が望めます。この週末は寒波も去り、晴れ予報であるため釣り日和が期待できます。せっかく牡鹿半島エリアまで行ったのなら周辺観光も併せて楽しむのもいいかもしれませんね。

他、仙台湾のジギング船では根魚を始めヒラメの釣果も出ています。え!?まだヒラメ居るのという感じですが、狙えるのなら狙っちゃいましょう! さらにマダイの可能性も捨てきれません。

【山形】磯シーバスのサラシ撃ち

庄内磯~お隣新潟県の笹川流れエリアにかけてシーバスの釣果が出ています。しかも小型の交じりなしでスズキサイズばかり! 数こそ期待できないものの一発出れば大きいという感じです。ただし、土曜日は風が強い予報のため、日曜日の風と波が落ちてくるタイミングが狙い目かも? 磯シーバスは波のセットやリスク管理ができる上級者向けですので、ビギナーは単独釣行を控えましょう。

同じく同エリアの地磯ではクロダイのウキフカセ釣りがオススメ。ここ数年はシーズンオフがないようなイメージですね。

【福島】桧原ワカサギは安定釣果

ワカサギ釣りの聖地・桧原湖のドーム船がイチオシ! 南部エリアでの10束超の爆発的な釣果は落ち着いたもののトップ100~300匹台で安定。北部も同様の釣果。ややテクニカルな状況だけにベテラン勢も釣り応えがあるのではないでしょうか? 今シーズンの氷上穴釣りを期待している方も多いかと思いますが、桧原湖全域でほぼ0cmといった状況。そんな中でもドーム・屋形船の船宿は営業中。今ある状況を楽しみたいですね。

他、沿岸部ではメバリングや探り釣りでドンコ(エゾイソアイナメ)が狙い目。

【新潟】東港で早くもサゴシがフィーバー!?

今年は水温が高い影響か新潟東港(聖籠町)では湾内ボートキャスティングゲームでサゴシ/サワラが早くも釣果が出ているようです。50cm台のサゴシサイズ中心ながら最大75cmとサワラクラスも釣れ、さらに群れに当たれば数釣りも見込めます。釣り方はシンキングミノーやバイブレーション、ワインドリグといったレンジの入るルアーで狙っていきます。ところでサワラってほんと美味しいですよね!

色々と食べ方はありますが、編集部が昨年末に秋田港で釣ったサゴシは、酢〆にして食べてみました。これが絶品で、個人的〆サバを上回りました(笑)。是非、釣果があった際にはお試しあれ!

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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