レポート/佐藤雄一(宮城)
期待の早期解禁もむなしく?
今シーズンから1月1日が解禁日となりました北上川水系。従来より20日も早いので大いに期待されましたが…。あろう事か従前の解禁日に至っても釣果は見られませんでした。
ところがその20日前後に降った雨で増水となり、北上大堰は全開放となりました。3日ほどで落ち着きましたが、かなりの川水が追波湾に注がれ、さらに大潮も絡まり遡上の条件は整いました。
果たせるかな、27日に追波川での今シーズン最初のキャッチの報が届きました。どうやら予想通りサクラマスが動いたようです。ヤキモキしながら釣具店とメーカーのイベント手伝いをこなし迎えた29日。
所用があり午後からお休みを頂き用事を済ませるとまだ時間があります。急いで追波川に向かいました。到着は午後3時30分過ぎ。足下からちょい沖目まで一通り流しましたが勿論まるで反応なし。
さらに沖を狙えるトラウト専用メタルジグ
ならばと今シーズン発売となったフォレストのトラウト専用メタルジグ「ファブル」にチェンジしました。スプーンより10m程遠くに飛んだのを確認してテンションフォール。着底からレンジを意識しながらストレートリトリーブすると、典型的なコンッ、コンコンッという前当たり。我慢してそのままリトリーブしていると…ドスッ!と押さえ込まれます。すかさずスィープにアワせると遥かラインの先でクビをうねらせる感触。サクラマスを確信して慎重に手繰り寄せキャッチに成功しました。叉長で61cm。今季1本目幸先良いスタートです!