
シマノのシーバスロッドシリーズ「ディアルーナ」に、新たに“ZM(ズーム)”が登場しました。
最大の特徴は、ロッドの長さをシーンに応じて切り替えられるズーム機構。これにより、近距離のテクニカルな釣りから遠投が必要な場面まで、1本で幅広く対応することができます。
今回は、このディアルーナ ZMの魅力や特徴、どんな釣り人に向いているのかをわかりやすく紹介します。
画像/出典:シマノ

ディアルーナ ZMの最大の魅力は「シルキーズーム機構」
ディアルーナ ZMの最大の注目ポイントは、グリップ部分に搭載された「シルキーズーム機構」です。
グリップ内部の玉口とズームラバーによって、スムーズな伸縮と確実な固定が可能。釣行中にガタつきやズレが起きにくい構造になっています。



・ 近距離の操作重視 → ズームイン
・ 遠投やランディング → ズームアップ
といった使い分けができるのは、まさに新感覚。状況が目まぐるしく変わるシーバスゲームで大きな武器になるはずです。
高性能を支える「ダブルX構造」と「カーボンモノコックグリップ」
ズーム機構を搭載しながらも、キャスト性能やパワーを落とさないのがディアルーナ ZMの凄いところ。その秘密はシマノ独自のテクノロジーにあります。


■スパイラルX+ハイパワーX:ブランクのねじれやブレを徹底的に抑え、パワフルで正確なキャストを実現。
■カーボンモノコックグリップ:中空構造で軽量かつ高感度。ルアーの動きや水流の変化、わずかなバイトも手元に伝えやすい。
これらの技術が合わさることで、ズームロッド特有の弱点を感じさせない仕上がりになっています。
ラインアップと使いどころ
ディアルーナ ZMは以下の4モデルが展開されています。
■S76-86ML:小型ルアーや近距離戦に強いショートレングス
■S86-96ML:オールラウンダーなMLクラス。港湾やサーフなど幅広く対応
■S86-96M:流れの効いたエリアや大型シーバス狙いに適したMクラス
■S96-106M:磯やサーフなど遠投を求められるフィールドに最適なロングレングスモデル
これにより、アングラーのフィールドやスタイルに合わせてベストな1本を選ぶことができます。
ロッド長だけでなく、バットの長さも変わるため、パワーも使い分け可能。まさに一本で二役をこなす設計です。

ディアルーナ ZMはどんな人におすすめ?
・ロッドを何本も持ち歩かずに済ませたい方
・干潟・河川・港湾・サーフなど多彩なフィールドを攻めたい方
・遠投性と操作性を両立させたい方
・感度を重視するアングラー
こうしたニーズを持つ方にとって、ディアルーナ ZMは間違いなく強力な武器になるでしょう。

シマノ「ディアルーナ ZM」は、ズーム機構によって釣り場の変化に柔軟に対応できる新感覚のシーバスロッドです。
ダブルX構造やカーボンモノコックグリップなどの最新テクノロジーも搭載し、性能面も抜かりなし。
「1本で幅広いシーンに対応したい」「ラン&ガンで軽快に動きたい」というアングラーに、ぜひチェックしていただきたいロッドです。