令和7年6月15日(日)、宮城県女川町にて資源&観光名所豊かな女川町をアピールすることを目的とした「女川釣りフェス2025」[主催:東北電力、釣り東北社][共催:女川町、河北新報社、三陸河北新報社][後援:宮城県漁業協同組合女川町支所、女川町商工会、女川町観光協会、全日本釣り団体協議会、日本釣りジャーナリスト協議会]が開催された。
今大会は船での「女川湾カレイ&アイナメ釣り大会」と、女川港岸壁で行われるファミリーが手釣りの仕掛けで様々な魚種の大物を狙う女川港名物「穴釣り大会」の2大イベントで子供から大人までが楽しめる。

船釣りの部(女川湾カレイ&アイナメ釣り大会)
受付本部となる小乗浜漁港には、参加者52名(個人の部36名・ペアの部8組16名)が続々と到着。受付時に抽選で決定した船と釣り座順に並び、午前5時45分から始まる開会式を待っていた。大会直前まで雨が降り強風が吹いていたが、女川湾特有の風に強い地理的特徴のため問題なく出船となった。


開会式では女川町・須田善明町長の挨拶、そして昨年も大会を盛り上げた釣りガール×アイドル「りあくしょんバイト」もゲストで登場し参加者を激励した。


雨も上がりいよいよ出船!
午前6時、各選手は抽選で決められた6艘の船に分乗し、ホーンの合図とともに待機していた各船が一斉に沖のポイントへ向けて出船! 水産資源豊かな女川湾でのバトルがスタート!


取材船には須田町長、りあくしょんバイト女川町出身の彩恵みくさん、山形県出身の萌木ゆらさんらが乗り込み、渋い状況ながら須田町長をはじめりあくしょんバイトの2人もアイナメやカレイなどを釣り楽しんだ。




船釣りの部は午前11時30分帰港で20cm以上のカレイやアイナメの総重量で競われた。個人の部、ペアの部共に良型の魚が次々と持ち込まれ、大型の魚が検量される際には大きな盛り上がりをみせた。




老若男女の真剣バトル!
今大会のもう1つのイベントが女川港観光桟橋周辺の岸壁で行われる「陸上穴釣り」。岸壁に開いた無数の空気穴から竿なしの仕掛けを下して釣るという女川港ならではの釣り。参加費無料ということもあり受付開始前から長蛇の列で、僅かな時間で定員の100名(20名×5組)に達する大盛況となった(定員オーバーで参加できなかった皆様には心よりお詫び申し上げます)。
大会は「アイナメ&カレイ大物賞」「メバル&ソイ大物賞」「ハゼ&ギンポ&他魚大物賞」という3つの賞で競われ、各組毎に表彰。該当者がない賞は、参加者全員でりあくしょんバイトの桜衣音羽さん、空蝉うたうさんとのジャンケン大会に。参加賞は勿論、色々な賞品がもらえることもあり、こちらも終始真剣かつ楽しく盛り上がった。







表彰式(女川町まちなか交流館)
検量が終わり午後1時15分からの表彰式は、「りあくしょんバイト」によるサプライズコンサートが披露され華々しくスタート! 参加者と関係者で記念撮影が行われた後、主催者を代表し、東北電力・土田茂 女川駐在地域統括が挨拶。いよいよ各賞の発表へ。



特別賞のジュニア賞、シニア賞、アイナメ大物賞、カレイ大物賞の表彰後、ペアの部の入賞者が発表された。優勝ペアの女性・日下みどりさんは求められたコメントで「女川は海が豊かで何度も来たいと思う素晴らしい場所です!」と力強く述べ、女川に心底惚れ込んでいる様子だった。






続いて個人の部表彰。3位は3,682g深谷ゆかり選手、準優勝は4,732g今野翔貴選手。両者には三陸河北新報社・原谷 守代表取締役社長よりトロフィー、賞状、賞品が手渡された。
そして栄えある個人の部優勝を飾ったのは、小山幸男選手(一関市)。アイナメの45cmを筆頭に5,197gと2位に500g近い差をつけて優勝。「良いポイントに連れていってくれた船長さんのおかげ」と謙遜しながらもベテランの腕を発揮しての結果となった。




最後は恒例となった船釣り、穴釣り2部門別のお楽しみ抽選会と、須田町長代表役による全員でのジャンケン大会が行われ、大盛況の内に幕を閉じた。

今回は荒天予報で一時開催が危ぶまれたが、大会直前には雨も風も止み、途中からは青空も広がり無事に閉幕となった。参加された選手の皆様、大会運営にご協力頂いたスタッフの皆様、数多くの協賛を頂いた皆様、大会を盛り上げてくれた「りあくしょんバイト」の皆様、心より厚く御礼を申し上げます。

協賛(順不同)
・メダル提供
全日本釣り団体協議会
・賞品提供
宮城県漁業協同組合女川町支所、女川町観光協会、石巻地区森林組合、みうら家具、エイテック、バリバス、東邦産業、エヌ・ティ・スイベル、もりげん、デュエル、クレハ合繊、山豊テグス、マルキユー、アイビック、ナカジマ、ヤマイ、上州屋、スミス、ゼスタ、タックルハウス、谷山商事、釣研、フォレスト、フジノライン、プロックス、サンライン、オーナーばり、ボナンザ、ピュアフィッシングジャパン、ツネミ、がまかつ、竹乃皮屋、富士工業、フジワラ
「女川湾カレイ&アイナメ釣り大会」表彰者
【個人の部】
優勝・女川町長賞 小山幸男(一関市) 友遊丸 5,197g
準優勝・河北新報社賞 今野翔貴(大崎市) 章生丸 4,732g
3位・三陸河北新報社賞 深谷ゆかり(石巻市) 久丸EX 3,682g
4位 福地信一(黒川郡) 清宝丸 3,535g
5位 木村大輔(大船渡市) 章生丸 2,932g
カレイ大物賞・全日本釣り団体協議会賞:佐々木浩(仙台市)マコガレイ38cm
アイナメ大物賞・日本釣りジャーナリスト協議会賞:木村大輔(大船渡市)アイナメ45cm
シニア賞・宮城県漁業協同組合女川町支所賞:下山正男(遠田郡)
ジュニア賞・女川町商工会賞:神林響(石巻市)
【ペアの部】
優勝・東北電力賞:八島哲・日下みどりペア(白石市)6,165g
準優勝・女川町観光協会賞:高橋利広・るみペア(石巻市)5,889g
3位・釣り東北社賞:葛岡雅之・恵美ペア(東松島市)4,165g
「穴釣り名人は誰だ?」表彰者
【7時の部】
ハゼ&ギンポ他賞:菅原・小野寺ペア(栗原氏)アナハゼ15.5cm
2賞該当者なし
【8時の部】
ハゼ&ギンポ他賞:山田チーム(名取市)ギンポ11.0cm
2賞該当者なし
【9時の部】
アイナメ&カレイ賞:山本ファミリー(東松島市)アイナメ13.0cm
2賞該当者なし
【10時の部】
ハゼ&ギンポ賞:武田ファミリー(多賀城市)ギンポ15.8cm
2賞該当者なし
【11時の部】
3賞該当者なし
※敬称略