解説:大澤大介(カツイチフィールドスタッフ)
2025年も早いもので7月に突入して季節は夏になりました! 夏の魚といえば『鮎』を思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか? 鮎釣りは基本的にオトリ鮎を用いた友釣りがメジャーですが、オトリ鮎の変わりにルアーを使用する鮎ルアーも数年おきにブームになっています。今回はこの鮎ルアーの概要を簡単にご紹介します。
●鮎ルアーを楽しむためのルール
東北において鮎釣りの解禁日は、殆どの河川で7月1日解禁(一部異なる)となっています。時期を守り、釣りをするには各漁協毎の遊漁券を購入する必要があります。必ず購入しましょう。
また、ルアーを用いた鮎ルアーが禁止の河川もあります。主に、
1.友釣りのみ認めている漁協
2.鮎ルアーは認めているが、リールを使ったタックルは禁止している漁協
3.鮎ルアー、リールどちらも認めている漁協
の3パターンがありますので、事前に確認してトラブルがないようにしましょう。



●鮎ルアーのタックル
鮎ルアーのタックル(道具)はルアータックルで好みによりロッド(竿)の長さやラインの太さなどが異なりますが、一般的にはロッドが8ft前後のライトゲーム用、リールは2500~3000番クラスで、ラインはPE0.4~0.6号、ショックリーダーが4~6Lbが使いやすくなっています。必要なアイテムとして偏光グラス、鮎タモ、引き船などがあれば釣りを快適に楽しむことができます。


●鮎ルアー
近年鮎ルアーのブームにより、釣り具メーカーから各種色々な鮎ルアーが発売となっています。一般的には通常のミノータイプと沈めて使うシンキングタイプ、バイブレーションタイプに分かれます。大澤さんは鮎ルアーの老舗ともいえるカツイチの「RESCADE」「REAYU」を使用しています。水深や流れの速さによりルアーを使い分けますが、詳しくはコチラの鮎ルアー入門動画をご覧ください!
なお、今シーズンカツイチさんからハイブリット型シリコンルアー「Noa-U」も発売されたので更に攻め方のバリエーションが増えました。


針も大きさた形など多様に分かれますが、基本的には3~4本のイカリ針、1本針が連結されているチラシ針に分かれます。カツイチでは鮎ルアー専用として「リアユ スマート 3本錨トンボ」「リアユシステム スマート チラシ」をラインアップしています。従来の友釣りモデルも錨、チラシ針など豊富で、鮎ルアーにも使えるのでぜひチェックしてみてください!




是非、今夏は釣って楽しい食べて美味しい鮎ルアーを満喫してみてはいかがでしょうか!
追伸・近年東北の河川には熊が多く出没していますので、熱中症対策と熊対策も忘れずに!

