氷上解禁間近! 忖度なしの被り上等、穴本常連が選んだ「私の溺愛仕掛けは…コレ!」

東北各地のワカサギフィールドではいよいよ氷上解禁までのカウントダウンが開始! 皆さんもだいぶ準備が進んでいると思いますが、今季は何の仕掛けを持っていく、どれを使うか迷っている方たちのために穴本常連エキスパートにあえて1点紹介してもらいました! って、これだけのメンバーに言われたらもっと迷うかも!?


アタリ即感、連掛け対応
ダイワ「クリスティア ワカサギ快適仕掛
速攻 ショート7本」
溺愛人:田辺 猛

「下が詰まった設計で濁りや底釣りの寄せが優れていて、エダスも短くアタリが即出てくれます。 上は間隔が広く、連掛けのサポートもバッチリです」


初心者も名人もうなる仕掛け!
バリバス「基本 6本鈎」
溺愛人:澤口 信

「ナイロンでもハリスの太さがある分、動きもよく高活性時から渋い時まで対応可能なのでオススメです。白玉は変化可能 裏技です」


2分割でお得な釣れる仕掛け
オーナーばり「誘々ワカサギ
10本鈎 秋田狐1号

溺愛人:浅野俊彦

「ロングセラーの優れもの。ワカサギ釣りを初めてから17シーズン。これほど長く愛用した仕掛けはありません。発売当初から使用してると思いますが、今でも仕掛け合わせに迷ったら、必ず登場するこの一枚です。全長2.1mの10本鈎と、長めの作りになっている為、釣り場所を限定してしまうこともありますが、半分にカットし2分割で使用することも多く、お得感もあります(笑)」


どのフィールドでも使える!
バリバス「基本」6本鈎
溺愛人:斎藤剛直

「仕掛け名の通りワカサギ仕掛けでスタンダードのハリスの長さ、ピッチ幅なので桧原湖だけではなく他の湖でもパイロット仕掛けとして使用しています」

夜光留めの効果絶大!
ダイワ「クリスティア 快適ワカサギ仕掛
速攻ショート夜光留6本」
溺愛人:久保田 稔

※写真は5本針

「東北の氷上は、雪氷のために水中の照度はかなり低い状態です。以前、氷上下に水中カメラを入れた時、あまりに暗くて画像が撮れないほどでした。つまり、日中でも暗闇の状態が多くなるので、いくら目の良いワカサギでさえもエサを遠くから見つけ難い状態ですからエサの存在をアピールする必要があります。そこで今シーズン登場したこの仕掛けは、滑りのよいサクサス針にチモトに夜光留めをつけることでワカサギにエサを発見しやすくさせます。この夜光留めの効果は絶大で、ハリス間隔を狭くした6本針は、さらに遠くからのワカサギの集魚効果が望めます。今シーズンの桧原湖は、魚影が濃いので、サクサス針の滑りの良さが多点掛けが起こりやすくなります。サイズの良い深場は針サイズ1号で、小型の多い浅場~中深場は0.5号をメインに使うと良いでしょう」


岩洞のオールラウンド仕掛け!
バリバス「ワカサギ仕掛け 極細二段誘い七本鈎 白」1号
溺愛人:米田勝也

現在メーカー製造していないので、運よく見つけたら即買い。そして復刻を期待!

「一言で言えばオールラウンドタイプ 。ナイロン細糸なので、岩洞の渋いワカサギに適し、長さもあるため中深場~深場でも対応できる。しなやかで、長さがあるためフカセ釣りにも適している(ミャク釣りしながら、仕掛けチェンジせず速やかにフカセに移行できる) 。岩洞では基本的にチモト玉が無い方が有効な場面が多い。狐針の方が比較的トラブル少なく、刺さりも良い。針1号を基本としているのは『できるだけ針先が口に入りやすいように』をイメージ」


やる気あるワカサギ狙い
ダイワ「クリスティア 快適ワカサギ仕掛け
速攻 ケイムラ金針+赤留」
溺愛人:神坂正人

「シーズン初めや朝一のやる気モードにアピール力抜群なので仕掛けローテーションの基本にしています。針先が若干外向きのサクサスフックは針掛かりとバレにくさを両立しています」


積雪によるローライトを意識!
ダイワ「クリスティア 快適ワカサギ仕掛け
速攻 ショート夜光留」6本針
溺愛人:安藤隆弘

※写真は5本針

「氷上では積雪の影響で水中は暗くなりがちなローライト下でも、夜光留で餌の存在をアピールできるからです。6本針なら、エサを密集できるので、ワカサギへのアピール力も抜群です!」



釣れない時に釣れる仕掛け!
ダイワ「クリスティア ワカサギ快適仕掛
速攻 ショート7本」
溺愛人:矢野倉 充

※写真は5本

「使う理由は、①仕掛のピッチがどんな状況にも合う。②ショートハリスは食い渋り、当歳魚に有効。③サクサス針の刺さりの良さ、針の軽さ。④自分の誘い(小さい誘い)にショートハリスが合っている。結論は釣れるときは何でも釣れるけど、厳しいと言われる時にこれらの理由で差が出るからです」


手繰り用、無いなら作れ!
オーナーばり「渋りワカサギ狐」を使った
オリジナル手繰り専用仕掛け
溺愛人:源間優一

「手繰り」は私が最も得意とする釣法ですが、市販品では手繰り用ものが無いため、オーナーばりの渋りワカサギ狐のバラ鈎を結んで自作しています。ミチ糸のスナップから一番上までの鈎間が40cmあるのがこの仕掛けのポイント。手繰り上げたループに鈎が絡まらずトラブルを回避してくれる信頼の仕掛けとなっています」


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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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