巻き上げ量に影響を与えるギヤ比
リールのギヤ比、それはハンドル1回転あたりにスプール(ベイト)またはローター(スピニング)が何回転するかで、例えばギヤ比6対1であればハンドル1回転でスプールが6回転することになります。
そのギヤ比の差はハンドル1回転での巻き上げ量も変わると共に巻き抵抗も変わってきます。ハイギヤ、ローギヤ共に回収が速い、巻きパワーがあるといった特徴がありますが、どちらも使い分けしたい時はリールを2台用意する必要がありました。
そこでPENNが打ち出す画期的システム「クイックシフト2スピードチェンジ」に注目です。なんとハイギヤ、ローギヤがプッシュボタン1つで切り替え可能なのです。そのシステムを搭載したモデルが両軸リールの「FathomⅡ 2speed (ファゾムⅡ 2スピード)」です。
ボタン一つで切り替え
ギヤ比を瞬時に変えられる「クイックシフト2スピードチェンジ」は、プッシュボタンを押すことでハイギヤからローギヤにクイックにシフト可能。ジギングなどで魚を誘う際はハイギヤ、ファイト中などパワーが必要なタイミングでローギヤに切り替えるなど幅広い使い方が可能です。
PENN独自のプル式プリセットノブ
1ノッチ単位で微調整が可能なレバードラグ。一般的なレバードラグリールはプリセットノブを押しながら回転させることでドラグの強弱やストライクゾーンを調整していたため、ファイト中に誤ってノブを押してしまいストライクゾーンがずれてしまう恐れがあったものの、プル式を採用したことでそのようなリスクを排除しています。ファイト中だけでなくレバーの押し込み具合でフォールスピードも調整可能です。
「10XLND2」「15LD2」「15XLND2」「25NLD2」「30LD2」のボディー、スプールサイズのことなる5ラインアップ構成で様々なオフショアターゲットに対応。画期的なギヤチェンジシステム搭載の「FathomⅡ 2speed (ファゾムⅡ 2スピード)」で幅広い釣りを楽しもう!
画像/出典:ピュア・フィッシング・ジャパン