あの頃、大人が楽しんでいたクラシカルスタイル

季節は梅雨に入り渓流トラウトも良いシーズンになってきましたね。トラウトアングラーには様々なスタイルがあり、道具のディティールなどにこだわる方も多くいます。そこで本稿で紹介したいのは、クラシカルなスタイルにオススメなロッド、アブ・ガルシア「Conolon(コノロン)」です。

画像/出典:ピュア・フィッシング・ジャパン

見た目はクラシカル!中身は現代

まず、特徴的なのが目を引くクラシックなディティールです。天然木を使用したガングリップは見た目もカッコよく握りやすくもあります。

ガイド周りはFujiKガイドコンセプトで、SiCリングを採用しているため、糸抜けも良くトラブルも少ない。まさにベイトスタイルにピッタリなセッティングです。

長さ4ft台~6ft台の全4機種からなるラインアップで、渓流からバスフィッシングまで楽しめる。次に各機種の特徴を見てみよう。

■「CNLC-454UL」

4ft5inでラインアップ中で一番ショートモデルの同機種は源流や上流域など川幅の狭い遡行にピッタリ。小型ミノーも扱いやすいUL(ウルトラライト)アクション。高巻き時など遡行に邪魔しない4ピースで、ブランクスカラーは控えめなクリーム色を採用。(全長4ft5in、自重87g、適合ルアー2~6g、適合ライン3~6Lb、36,000円)

■「CNLC-505L」

渓流、源流で、主にヘビーシンキングミノーやスプーンを扱いやすい設計の5ftのL(ライト)アクション5ピースモデル。岩や落ち葉などの自然と調和するように、ブランクスカラーはオレンジをセレクト。(全長5ft、自重96g、適合ルアー2~7g、適合ライン3~8Lb、36,000円)

■「CNLC-555ML」

こちらは渓流でも良いし、バスフィッシングにも向く5ft5in、ML(ミディアムライト)アクション5ピースモデル。あの頃のバスフィッシングを思い出すディティールで、ポッパーやペンシルベイトなど小型プラッキングをメインに設計。ブランクスカラーはシンプルなブラック×ゴールド。(全長5ft5in、自重99g、適合ルアー7~14g、適合ライン8~16Lb、36,000円)

■「CNLC-605M」

ラインアップ中で一番ロングモデルでパワーのある6ft、M(ミディアム)アクションのこの機種はバスフィッシングにおける、1ozクラスのトップウォータープラグを扱うことをメインに設計。ブランクスカラーはメタリックレッド。(全長6ft、自重140g、適合ルアー10.5~34g、適合ライン10~20Lb、36,000円)

クラシカルなディティールは、現代の最新ロッドのカッコよさとはまた違う大人のカッコよさがあります。あの頃の大人が楽しんでいたクラシカルスタイルでの渓流、バスフィッシングを現代で体感できるロッドがアブ・ガルシア「Conolon(コノロン)」です。

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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