東北でも盛り上がりの予感!アユルアー釣り

秋田/佐々木武

アユ釣りといえばオトリアユを用いた友釣りがメインだが、ルアーを使ってのアユルアーも関東方面を始め人気のジャンルとなっている。定期的に訪れるアユルアーブームだが、昨年くらいからは爆発的な人気で、ルアーメーカー各社が専用のアユルアーを発売している。そんなアユルアーを簡単にご紹介します!

アユはナワバリを持つ

食み跡はナワバリの証拠
アユルアーにヒットしたアユ

アユは自分のナワバリを持ち、そこに侵入する他のアユを体当たりで追い払う。その習性を利用するのが生きたオトリアユを使用した友釣り。オトリアユの代わりにアユに似せたルアーを使用するのがアユルアー釣り。ルアー本体にアユの掛け針を付けて狙う。ルアーはフローティング、シンキングなどの種類がある。

基本はダウンストリーム

基本はダウンストリームで狙う
瀬の開きなどもルアーで狙いやすい

アユルアーの釣り方の基本はアユの居るポイントの上流に立ち、ダウンストリームで狙うのがセオリーとなる。ルアーロッドやアユ竿を使用するが、近年ではアユルアー専用の延べ竿も発売されている。アユが見える場合はサイトフィッシングでルアーを操作して狙うこともできる。釣る際に必要な物としては、ロッドの他にアユダモ、引き船などがあると便利。

注意点

アユをルアーで狙う際は、漁協によりルアーOKの河川のみとなる。ルアー禁止の河川もあるので注意しよう。またアユ専用の遊漁券も必要なので必ず購入すること。友釣りの人とトラブルにならないように、最低限の距離を置いて楽しもう。

東北アユルアーシーンも盛り上がりの予感

大澤さんも東北のアユルアーシーンに期待!

昨年の9月上旬、東京在住の大澤大介さんが秋田県の河川でアユルアーにチャレンジ。夕方からの2時間程の短時間釣行だったが、見えアユを狙いカツイチ「リアユ125S」「リスケード100F」を駆使してアユルアーを楽しんだ。

カツイチ「リアユ125S」「リスケード100F」
カツイチなど各社メーカーからアユルアー及び専用の掛け針などアイテムも充実してきた

関東エリアでは1日やって数匹釣れれば良いほうとのことだが、東北の各河川ではそれ以上の釣果に恵まれることも多く、とても魅力的なフィールドだという。まもなく解禁となる東北河川のアユルアーが今から楽しみとのことだ。

ルアーでもこのように釣果がしっかりと上がる

是非、皆さんもチャレンジしてみてはいかがだろうか?

WRITER

佐々木武

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秋田県秋田市出身50歳。本誌時代よりの連載「わっぱが何でも釣り特捜隊」シリーズの隊員Tとしてもお馴染み。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索している。

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