Aブロック大会
令和6年6月29日(土)、新潟県胎内市村松浜にて、ダイワ「第7回キスマスターズ2024」Aブロック大会が開催された。この大会には秋田(釜谷浜)、新潟(野積海岸)、富山(島尾海岸)の3予選を勝ち上がった精鋭32名(シード選手1名を含む)が一堂に会した。
1回戦は2エリアに分かれて上位各7名が2回戦に進出。そして14名によって全国大会出に出場できる3枚の切符を懸けた90分の熱いバトルが繰り広げられた。
全国大会常連のメンバーや熟練のエキスパートが揃う中でラストマッチを制したのは、投げ釣り界の将来を担うと思われる若手の山﨑耀資選手(石川県)。山﨑選手は所属する加賀投舞会で先輩から受け継いだ技術を如何なく発揮し、各トーナメントで結果を積み重ねている。その勢いは本物で、キスマスターズ全国大会でも注目を浴びる存在となりそうだ。
東北、新潟エリアから参戦した選手は、残念ながらファイナリストに手が届かなかったが、このステージまで勝ち残った実績は素晴らしく、堂々と胸を張って来年の大会に向かって歩き出してほしい。
全国大会出場メンバー
これでA、B、Cの3ブロック大会が終了し、全国大会に出場するメンバー16名が出揃った。次にそのメンバーを紹介しよう。(敬称略、ブロック大会成績順)
【Aブロック大会】3名(秋田、新潟、富山)
山﨑 耀資(石川県)、水上 明(神奈川県)、谷本 栄一(石川県)
【Bブロック大会】7名(静岡、神奈川1・2、千葉1・2、愛知1・2)
石田 高生(愛知県)、黒田 和比古(神奈川県)、角張 裕之(神奈川県)、渡辺 直樹(福井県)、鬼沢 安二(茨城県)、麻田 眞人(千葉県)、右高 久稔(愛知県)
【Cブロック大会】4名(福岡1・2、香川、鳥取1・2)
高井 純一(鳥取県)、穴田 博也(兵庫県)、木谷 真一(香川県)、竹田 剛(広島県)
【シード選手】2名
清水 浩之(静岡県・2023年優勝・2連覇中)
原 孝(兵庫県・2023年準優勝)
※各ブロック大会の代表選手は、現地会場で主催者が発表した速報に準ずる。
全国大会は秋田市桂浜
以上の16名を迎えるのは、秋田県秋田市の桂浜。ここに白羽の矢が当たった経緯は、昨年の9月に弊社が開催した「第1回釣り東北杯OPENキス投げ釣り選手権」だった。上位3名が3kg超えの爆釣を記録した小誌の記事をダイワスタッフの目に入り、弊社編集部に問い合わせが入ったことだった。
全国各地からエキスパートの選手が集結し、今年もまた爆釣劇が展開されるかどうか興味津々である。東北の地で、秋田市内からもアクセスの良い会場で、日本のキス釣りトップクラス選手の一挙手一投足を、間近で見られる絶好のチャンスだ。
投げ釣り、キス釣りに関わらず、スキルアップを磨きたいと思っているあらゆるジャンルの釣り師やファミリーの皆様も、是非ともこの機会を見逃さないで足を運んで見学してみて頂きたい。