雄勝湾でケンサキイカ大爆釣!

レポート:岡 世志勝

6月12日、仲間を引き連れて雄勝の釣り船ろっこさんへ。船長の庄子くんとは以前から一緒に色々な魚やケンサキイカの調査も行ってきた仲で、その後お互いに重ねた経験からなる答え合わせをしたい…と思っての釣行でした。

夜ならではの独特な魅惑の雰囲気が漂います

〇沖か湾奥か?リサーチ開始!

薄暗くなるタイミングで、湾内でもまずは少し沖のポイントからサーチ。ポツポツとケンサキイカが釣れ始まりますがどうも薄い感じ。そして満を持して湾奥へ移動すると大当たり! 水深23mですがケンサキイカの群れは表層に! イカメタルといえばカウンター付きのリールで中層を狙うのですが、ここ雄勝女川エリアではケンサキイカの群れが回って来ると状況次第ではほぼ表層にも浮きます。浮いたイカはエギで、しかもデカイヤツをサイトで狙い撃ちして釣ることもできます。しかし浮いたイカに翻弄され時間ばかりが過ぎて「イカは居るのに抱かない!」となることも。しかしそんな時、やる気のあるイカはその下に居ることは数回の前釣行で確認済み。自分はヤリイカで使い倒して大好きなウキウキトップのスピニングロッド、シマノ「セフィアXRメタルスッテS68UK-GS」で水深3~5mを狙い撃ちします。ちょうど仕掛けが船の上から見えなくなる水深、そこが入れ乗りの水深です。

〇湾奥で大当たり!

釣り方は、狙った水深より少し深く沈め、そこから2~3回シャクリながらリールを巻く、そして静止! そこでアタリがなければゆっくりとロッドティップを下げてアタリを出します。アタリの出方は様々で、ロッドティップが少し下がる、逆に少し上がる、手に伝わるくらい「ゴンっ」という大胆なアタリなどがありますが、中でも大事なのがモゾモゾアタリ。「ん?」「あれ?」という違和感系の微妙なアタリに即反応してアワせることができれば100杯、200杯も夢ではありません。

この日は、同行の初心者でも150杯、7人同行で115杯から186杯、船中4桁釣果と言うイカメタル大好きアングラーとしては夢のような夜になったのでした。

WRITER

岡世志勝

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北上追波漁業協同組合所属、追波川サクラマス監視委員。1~5月は自身も同川のサクラマスに没頭するが、それ以外は牡鹿半島界隈の船釣りをメインに楽しむ。

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