【連載】エフエム秋田「釣り♥lab」ウェブ出張版Vol.5 酒田アカムツジギングと長い魚!?

秋田/佐藤早苗

用意周到にタックル準備

午前4時30分に集合し準備が出来次第、朝焼けの酒田港を出船しました。この日はエサ釣りの方々も合わせて6人のうち多分4人がジギングだったと思います。アカムツジギングといえば事を始めるに当たりかなりハードルが高く感じますよね…私もそうでした。中深海となるとラインは600mは必要になります。また突発的なライントラブルも想定すると2タックルから3タックルは準備しておきたいところです。


そしてリールですが、私はあえてシマノ「オシアコンクエストCT301HG」を使っています。レベルワインダーは自分としてはあったほうがいい! それと、カウンター付きだと非常に便利! いま水深が何mかが一目瞭然! 加えて、オシアコンクエストはフォールスピード調整機能が付いているので、フォールで食ってくることが多いといわれるアカムツにはもってこいだと思うのです。

実際、リールでのフォールスピードの調整と、あとはサミングで自在にコントロールしやすいです。しかもアカムツ以外ではマダイなどライトジギングにも使用できるから一石二鳥です。様々なターゲットを楽しみたい方にお勧めします。肝心のラインですが、PE1号が600m巻けますので大丈夫! あとはジグですが、アカムツジギングに行く地域によって若干の重さの違いなどもありますので事前に地域の方や船長に確認してみて下さい。

1投目のアタリがなんと!?

さて、ポイントに着いての釣り開始! なんと1投目でアタリが…。といってもアカムツのアタリって…ん?でも確かにアタった! およそ200mジグを落としたばっかりだけど取りあえず上げてみよう(笑)。船長も私もドキドキしながら海の中を覗き込んでいると…アカムツでした! 念願のアカムツがその日1投目で釣れました。やったー!!

アカムツ釣りをこよなく愛するアングラーにとって酒田の遊漁船アラジンといえば、知らない人がいないくらいの遊漁船で、船長の荒木さんも有名な方です。その船にこの日たまたま同乗していたのが、酒田でアカムツ名人と言われている高橋さんでした。

この日偶然にも同じ船になり、初めてお会いした瞬間から気さくにお話しして下さり、また、船長と高橋さんが、え?そんなことで釣果に差が出るんですか?っていうアカムツ釣りの極意まで惜しみなく教えて下さり、そのおかげで釣ることができた気もします。アカムツ釣りたい!という方は是非行ってみて下さい。シーズンはまだまだ続きます。アラジン船長は勿論、運がよければ高橋名人にもお会いできるかもしれません!

酒田・遊漁船アラジン

そして最後に、こんな魚も釣れました! 船中、この日一番盛り上がった瞬間でした! その魚は…サケガシラ! あとで調べたら、一般的なサイズは80cm前後らしいのですが、私が釣っちゃったのは151cm! 釣り上げた瞬間、リュウグウノツカイにそっくりでびっくりしました。こんなハプニングもあり、私の乗り合い船1人旅は最高に楽しかったです。同乗した皆さん、ありがとうございました。また行こうっと♪

釣りラボ

エフエム秋田 毎週木曜日午前11時30分~55分放送!内容はゲストを交えた釣りトークに加え、オススメ情報、アイテム紹介の「フィッシングヘッドライン」、釣果情報など内容盛り沢山♪ 是非お聞き下さい!

釣果情報大募集

釣りラボでは、皆さんの釣果情報や釣行記、釣りのあれこれなど大募集中です。

\メールはこちらまで/

afm@fm-akita.com

WRITER

佐藤早苗

エフエム秋田「釣り♥lab」ラジオパーソナリティ

記事一覧へ

元CNA秋田ケーブルテレビリポーターで、現在はフリーランス。釣り歴12年。テレビ番組がきっかけで始めたルアーフィッシングが、現在は自身のライフスタイルの1つとなっている。年間釣行は約70回。渓流、サクラマス、シーバス、タイラバ、ジギング、エギング…他。

記事を探す

魚種から探す