目移りしそう…
今週は台風崩れの低気圧が接近し各地で雨模様…。特に太平洋側はその影響が少し心配ですね。でも、水の中は雨も風も関係なしで、様々な魚種が狙えるベストシーズンを迎えています。
そこで今回はオカッパリ限定の釣り物予報をしてみたいと思います。天候次第で行先もターゲットも自由に変えられるのがオカッパリの強み。是非とも参考にして下さい!
サーフの釣り
各地のサーフが賑やかになっています。カタクチイワシなどベイトとなる小魚の群れがあれば、それを捕食しようとするフィッシュイーターにスイッチが入ります。
ヒラメ&マゴチのフラットフィッシュを皮切りに、イナダ、アジ、サバ、サゴシ、マダイなど、多種多彩な魚を狙うことができます!
岸壁・川(下流)の釣り
足場が良く、夜釣りでも安心なのが港湾の岸壁。立入禁止や釣り禁止の規制がない場所が前提となりますが、朝夕まづめ時のゴールデンタイムを挟んで、ゆったり&のんびりと釣りを楽しめます。
海では仕掛けを投入して車横付けでアタリを待つ投げ釣りやチョイ投げスタイルで、アナゴ、シャコ、マハゼ、そしてミャク釣りではイカ類などを狙うことができます。
また、河川の下流や汽水域ではテナガエビ、ウナギなどもターゲットとなりますが、各漁協が河川ごと及び魚種ごとに漁業権を設定しています。遊漁券(釣り券)を購入すれば釣りができるケースもありますので、釣行の際は事前に確認しておきましょう。
湖・渓流の釣り
淡水の釣りを代表するのが渓流釣りでしょう。新緑に囲まれた清流に足を運び、自然と一体化している感覚になるのは、この釣りしかないと言っても過言ではありません。
湖もまた日常を忘れさせてくれるフィールドで、この時期は青森県と秋田県の県境にある十和田湖のヒメマスが人気を集めます。岸釣りは6/21~7/10、7/21~9/30の期間は禁漁となるので注意が必要です。そして今年から変更された遊漁料(1日1,500円)を支払えば、ヒメマス釣りを楽しむことができます。
釣りマナーを守ろう
オカッパリの釣りは予約せずに自分の意志で釣り座を構えられるのが最大の特徴。同じポイントに足を運んで過去の実績やデータを有効活用するも良し、新しい場所を求めて意欲的にポイント開拓するも良しです。
ただし、前述のように河川や港湾には規制が掛けられている場合があります。そのため、釣行計画を立てる際は、予め各県や各漁協の釣りに関する規制事項をネットを活用して調べ、違反行為やトラブルのないようにしましょう。
また、最近はゴミの放置、迷惑駐車、ドアの開閉音、夜間の大きな声や笑い声、排泄物などが問題となり、釣り禁止や立入禁止となってしまった漁港も増えています。自分の楽しみだけのために、多くの人に迷惑を掛けてしまう行為は絶対に行わないよう、釣り人としての誇りをもってルールとマナーを遵守するようにお願いします。