秋田/佐藤早苗
待ちに待ったサクラマス解禁
4月1日に解禁した秋田県のサクラマス釣り。直前の降雨で私のホームである雄物川は濁っていました。サクラマス釣りと渓流釣りの解禁日が近付くと、何気に川の様子を見に行くというのが究極の釣り人あるあるで、たまたま通ったとはいえしっかり確認していました。ルアーの仕分けや補充、年券の購入も用意周到に!
今シーズンから今まではメーカー別に入れていたルアーケースを一新! メーカーに関係なくルアーの特徴別に大きくMD、DEEP、SRの各レンジ別の系統に分けてみることにしました。
そして迎えた秋田解禁日。朝2時30分、え、朝?(笑)出発、深夜ともいえる時間、辺りはまだ薄暗くとかのレベルじゃなくて真っ暗! そんな中ほぼ寝ずに出かけました。なんかよく、自分はこんなに忙しい中○○を頑張っています的なアピールをしてくる人がいるけれど、私はそんな奴が大嫌いです。釣りに行きたいから寝なくても行きますけど何か?(笑)
ワクワクドキドキの解禁日♪
「やうやう白くなり行く山際少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる…」
枕草子の冒頭を毎年この日に思い出します。サクラマス釣りは陽の出から陽の入りまでっていうのがルールの一つです。解禁日の秋田の日の出時間は午前5時24分でした。
イメージトレーニングはバッチリ、あとは魚が掛かるだけ。そして何事もなく数時間後、漁協さんが見回りに来てくれました。遊漁券の確認と状況の情報交換をほどなく終え、一緒に行ったD.LOOP店長の鎌田さんと顔見知りの漁協さんが話す中、私に待望のアタリが来ました。自分のテンションは勿論、周囲の人の活性もその日一番上がったのではと思うくらいでしたが、痛恨のバラシ…。あのローリングにやられました。なんてこったい。気を取り直して投げ続けましたが、その後アタリはありませんでした。
それから1ヶ月以上が過ぎ、その間、釣れないしアタリすらない日々を送りました。サクラマス釣りは、そう簡単にいかないけれど、私の心も、そう簡単には折れないのよ。そのうち釣れるべ!そんな余裕と根拠のない自信が一番大切です(笑)
そしてその日が訪れました
解禁日から42日目のこと。集合時間に寝坊し遅刻してきた同行者がいたため(笑)、遅いスタートでしたが開始からほどなく、陽が射した瞬間でした。以前、釣り東北さんのDVD「ジャーキングスピリット」で「10投理論」っていうのがありましたが、まさにそれ! 10投以内のルアーチェンジ後の1投目でした。ここで自分的にポイントとなるのは、10投以内にルアーチェンジを1回以上しているところです。レンジや動きの違うルアーをどんどん換えて探っていけば、おのずとサクラマスに近付ける気がします。ちなみにこの日のヒットルアーは、シマノ「カーディフMLバレット93Fジェットブースト(グリーンゴールド)」
勢いに乗った私は次の日にもキャッチ! 連日の釣果を上げることができました。この日はポイント移動後の1投目! なにはともあれ、あきらめずに釣れるまで通い投げ続けることが一番です。そしてそれが楽しいと思えることが何よりです。好きこそものの上手なれ。大好きな釣りをこれからも全力で楽しんでいきたいです。2日目のヒットルアーは、バスデイ「シュガー2/3ディープSG 92F(グリーンゴールド)」。どちらもカラーはグリーンゴールド! 気になる方は是非使ってみて下さい!
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