週末釣り物予報

オカッパリ&船釣りに期待!

天気予報を見ると、先週末に続き今週の土曜日も荒れ模様…。風も強く吹きそうな気配がプンプンだが、風裏を選んでのオカッパリ釣行などはいかがだろうか?

また、太平洋側が中心となるが、ハイシーズンを迎えている船釣りターゲットもオススメだ。天候次第かもしれないが、出船できれば好釣果間違いなし!?

オカッパリのアイナメ

この時期は夜釣りでビール瓶級の良型アイナメも飛び出す!

アイナメはルアーを使ったボート釣りでも良く釣れるが、春はオカッパリの夜釣りで好釣果に恵まれることも多い。釣り方も様々で、ワームやミノーなどのルアー釣りは勿論のこと、アオイソメをエサにしたブラーによる探り釣り、カレイと同じ仕掛けで狙う投げ釣りなどでも期待が持てる。

狙うポイントは海底に岩盤や沈みテトラ、海藻などの障害物がある根周りが最強だろう。その他にも漁港などでは船道のカケ上がり、防波堤やテトラの際などの足下でも狙うことができる。根掛かりは付き物となるが、仕掛けやリグは底まで落とし、軽くリフトしてからフォールさせるなどのアクションが効果的だ。

ライトタックルのメバリング

サイズに拘らなければ爆釣も夢ではない。ライトタックルでメバルと戯れるのも面白い!

メバルは東北&新潟のほぼ全域で狙える時期だ。中でもライトタックルでジグヘッド単体+ワームのリグで狙う「メバリング」がオススメ。夜行性が強いため、日中よりも朝夕のまづめ時を中心に、好ポイントに入れば潮の流れによっては夜間でも釣れ続けることも多い。

使用するワームは直線的なピンテール系がメイン。サイズは様々だが、最初は大き目でアピールの効く3in前後を使用し、反応やメバルの活性を見ながらサイズダウンしていくのも作戦の1つ。煮付けにすると美味しい魚だけに、小型はリリースしながらも良型はキープして持ち帰るのもありだろう。

サクラマスジギング

日の出前から荷物を積み込んで出船の準備。寒さも忘れて期待に胸が膨らんでいる

青森県の野牛漁港、白糠漁港などからの出船が多いが、3月に入り岩手県三陸沖でもスタートしている。既に津軽海峡では好釣果のニュースも伝えられているが、そこに加えて太平洋側にも大いに期待したいところだ。

ポイントやその日の潮流などの条件にもよるが、ジグのウエイトは100~150gを中心として、80~180g程度までの多彩なカラーを取り揃えて準備しておきたい。

船釣りのムシガレイ

東北の早春の船釣りと言えばムシガレイ。マコガレイ、ナメタガレイ、イシガレイ、アイナメ交じりで数釣りを楽しめる

船釣りではコヅキや誘いのテクニックを磨くことで、釣果に差が出るのがカレイ釣りだ。昔に比べて近年は釣れる数が一段落しているとの声も聞こえてくるが、エキスパートは相変わらず釣果を伸ばしている。ムシガレイは干物にしても美味しい魚。保存も効くことから、数釣りに専念してみたいところだ。

春を告げるウスメバル

東北各地の船釣りで「鈴なり」で釣れて楽しめるのがウスメバル

スーパーに行くとなかなかの値段で販売されている高級魚のウスメバル。船釣りでは胴突き6本針仕掛けを中心にエサや毛針などで誘いをかけて、連掛けでゾロゾロと釣り上げるのがこの釣りの醍醐味でもある。

新鮮なウスメバルは何と言っても煮付けで食したい。30cmを超える良型であれば食べ応えも十分で、酒も箸も止まらなくなってしまう。クロメバル交じりで束釣りの期待が持てて、確実に釣果が見込めるターゲットとして一考の余地があるかもしれない。

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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