3月1日に解禁した山形県最上川(下流域管轄:最上川第八漁協、両羽漁協)のサクラマス。釣り東北YouTubeチャンネルの LIVE配信でもお伝えした通り、遡上が遅れておりなかなかまとまった数は釣れていないようだが、そんな中でやはり幸運を手にした方も! 解禁日に貴重なサクラマスをキャッチしたのは酒田市在住の堤尚史さん。以下、ご本人からの報告を交えながら今後の見通しを解説! まずは堤さん、おめでとうございます!
解禁日、午後からが時合いだった?
午前中は瀬で釣りをするも反応なく、午後からは沈床のポイントへ移動し、先行者が帰ったタイミングで入った。流れにルアーを自然に乗せてロッドに感じるルアー振動が抜ける所がサクラマスの定位するレンジ。その流れに入るまでリールは巻かず30秒~1分くらい待ってからトゥイッチしたところ狙い通りヒットしキャッチ。午後は他でも何本か釣れたようだ。
○タックル
ロッド:テイルウォーク「ケイソンランズバックスペックN 82M」
リール:シマノ「カーディフ3000MHG」
ライン:PE1.2号
リーダー:ナイロン22Lb
ルアー:チャームスハンドメイドワークス「アルティマ90F」
今後に期待!
3月1日午後の水位は観測所の臼ヶ沢で9.00m。雨によって3月2日には一旦9.5m近くまで上昇したが、その後は順調に減水。3月5日午後にはほぼ解禁日と同じ水位まで落ちてきた。おそらく濁りも一旦増してから取れてきているはずなのと、気温が低く推移しておりしばらくはこれ以上の増水はなさそう。
解禁日の釣れ具合からすると大きな群れはまだ入っていないかもしれないが、6日から週末の10日までは河川の水況はかなり良さそうだ。また、10日からは大潮のため、それがスイッチになる可能性も!? とにかく行かなきゃ釣れないし、解禁当日午後からラーメン食ってとっとと帰った編集部のように「諦めたらそこで試合終了ですよ?」。