極寒の大槌湾で頂点を決す!P.O.C. スーパーロックフィッシュ2025 決戦レポート

2026年1月11日、岩手県大槌町・大槌湾を舞台に、ロックフィッシュシーン最高峰の頂上決戦「POWER OCEAN CUP(P.O.C.)SUPER ROCK FISH 2025」が開催されました。

東北・北海道の精鋭8名が集結

本大会は、2025年に東北・北海道で行われたパワーオーシャンカップシリーズおよびマスターズクラシックを勝ち上がった精鋭8名のみが出場できる特別な一戦。たった一つの栄冠を懸け、極寒の海で熱戦が繰り広げられました。

厳冬の大槌湾、攻略の鍵は?

当日の大槌湾は、いかにもプランクトンが少なそうな高い透明度という冬特有のコンディション。周辺の事前情報では「渋い」という声も多く聞かれ、選手たちは状況に合わせた細かな戦略構築を迫られました。


朝一の暗い時間帯はクロソイを狙うか、はたまた最初からアイナメを狙うか、トップアングラーならではの高度な駆け引きが随所で見られました。

久保修一選手(岩手)、ヒット!
キーパーのアイナメをキャッチ
中盤からロングキャストで追い上げた小田島海斗選手(宮城)
最速でリミットメイクした笹山英幸選手(岩手)

信頼のワームを使い分ける戦略

選手たちは厳しい状況下で魚を引き出すため、ワームの形状やカラーを細かくローテーションしながら、アイナメのバイトを丁寧に引き出していく展開となりました。検量では、ハイレベルなウエイトが次々と持ち込まれました。

優勝🥇:川村 雅直選手(宮城)3,490g
圧倒的なスコアで頂点に立ったのは川村雅直選手。ウエイインした3本それぞれが異なるリグで、引き出しの多さと使いどきの見極め力が光った。前年王者としての貫禄を見せ、大槌湾でも素晴らしい釣果を叩き出しました。

クロソイをキャッチしたパワーシャッド6inと、キッカーのアイナメをキャッチしたミノーSのボリューム差が凄い
リングマックスのフリーリグ

第2位🥈:石本 眞那斗選手(北海道)2,530g
北海道からの参戦で序盤は港町エリアにある震災で途切れてしまった堤防の先端で粘ったものの地形把握に苦しみましたが、小枕漁港への思い切ったポイント移動が奏功。良型アイナメ3本を揃えました。

こちらもリングマックスのビフテキリグ

第3位🥉:小田島 海斗選手(宮城)2,270g
序盤はクロソイを狙い、岸壁際でテンポの速い釣りを展開するも苦戦。中盤以降、得意のロングキャストで巻き返しを見せました。

パドチューのフリーリグ

◎川村選手の勝利を支えた組み立て

川村選手の釣りは、時間帯ごとの戦略が際立っていました。
序盤は大槌川、小槌川からの流れの払い出しに当たる岸壁角で、イワシを追ってディープエリアの中層に浮いたクロソイをパワーシャッド6inのボリュームあるブレードリグで狙い、40cm弱の本命をキャッチ。曇天のローライトもあり、このパターンを8時頃まで継続しました。中盤はエリア最東端となる造船所手前の漁港へ移動し、リングマックスのフリーリグで良型アイナメを追加。そして最終盤、中盤にバイトがありキッカーサイズを確信していた小枕漁港の敷石ポイントに入り直した。食い込みと掛かりを重視した1.8gのジグヘッドとミノーSを使用し、バイトのあったピンポイント(足元から入っている敷石のカケ上がり)をミドストでバイトを誘い、確実にフッキングまで持ち込んで優勝を確定させた。

見事連覇を果たした川村選手

最高峰の戦いが示したもの

8名の精鋭が全力でぶつかり合った「P.O.C. スーパーロックフィッシュ2025」。
三陸の海で繰り広げられたこの戦いは、ロックフィッシュゲームの奥深さと進化を強く印象づける大会となりました。
詳細な攻防は、公開されたオフィシャル記事、速報動画でもぜひチェックしてほしいところです。

詳細なマップ付き解説は下記のリンクアドレスからオフィシャル記事を読んでください。

https://www.ecogear.jp/game_fishing/event/power_ocean_cup/2025/poc_213/poc_213_superrockfish_result.html

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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