モンスターとの死闘を制す! 佐藤偉知郎が解説する“16ノット”とバリバスPE&ショックリーダー紹介

マグロキャスティングゲームの第一人者、佐藤偉知郎さんが自身のライン結束術「16ノット」を徹底解説したVARIVAS TVの動画を紹介します。実戦を想定した信頼性の高いノットがどのように作られているのか、ぜひ動画でご確認ください。

画像/出典:バリバス


16ノットとは?

佐藤偉知郎さんがクロマグロキャスティングにおいて理想のラインシステムを追求するなかで「ミッドノット」をベースに改良を重ね、独自に考案した16ノットを完成させました。

実戦や実験において、「ラインシステムの部分で切れたことも抜けたこともない」という圧倒的な信頼性を備えています。

強度テストでも高評価
VARIVAS本社の破断試験機を使ったテストでは、他のノットと比較して明らかに高い強度を示したという結果が出ています。

しかしその強さは、単にテスト上で優れているというだけでなく、使用時間が長く、予測不可能な状況が多い実戦の中でも壊れないという点で真価を発揮しています。

完璧さゆえの欠点も
唯一のデメリットとしては、「完璧に仕上げるには時間がかかる」という点です。特に船上のような限られた時間・環境では、完璧なノットを組むことは難しいとされています。

ゆえに偉知郎さんは、自宅で完璧に16ノットを組んだ交換用スプールを複数準備し、船上ではそのスプールを差し替えるだけのスタイルを取っています。

総合システムの一部として最適化
16ノットは単体ではなく、「アルティメットファイティングリーダー」やスペーサーシステムと組み合わせることで、『最終形のラインシステム』として完成されたものだと偉知郎さんは語ります。

スペーサーを加えることにより、キャストを繰り返してもノット部分が傷みにくくなるというメリットもあります。

オススメのライン製品:VARIVAS「アバニ キャスティングPE Si-X」

アバニ キャスティングPE Si-Xは、佐藤偉知郎さんがプロデュースしたマグロキャスティング専用PEライン。特殊耐熱材「Si-X」をPE素材に練り込むことで、摩擦熱から繊維を守り高い耐久性を実現し、ラインブレイクを防ぎます。

適度な「張り」があり、スプールからの放出時のループ幅を狭く保つことでトラブルを軽減。また、号数ごとにマーキングカラーが設定され、状況に応じたライン選択が容易です。

ラインアップは5号〜12号、300m/400m巻きがあり、超大型ヒラマサのキャスティングにも対応可能な規格が揃っています。

オススメのショックリーダー:VARIVAS「アバニ ショックリーダー SMP ナイロン」

アバニ ショックリーダー SMP ナイロンは「耐えて獲る!!」をコンセプトに作られたショックリーダーです。強度は従来品と同等を保ちながら、伸び率を最適化し、ファイト時の粘りを高めてアングラーをサポートします。

耐摩耗性も向上しており、根擦れなどによる強度低下を緩和。耐吸水性にも優れ、「NON」「ND-S」加工によりしなやかさと経時劣化の抑制にも成功しています。

センターホール付きのスプールバンドが備わっており、巻いたままラインが引き出せ、残量によって締め直しが可能という利便性も特長です。


「16ノット」は、実際に動画「 [VARIVAS] 佐藤偉知郎氏が16ノットを徹底解説 」を見ることで理解が深まります。さらに、佐藤偉知郎さん監修のラインアイテムを組み合わせれば、実釣における信頼性もアップ。記事を読んだ読者には、適材適所のアイテム選びで“モンスター”との勝負に備えていただける内容になるはずです。

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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