今年も東西で2大フィッシングショーが盛大に開催!

パシフィコ横浜で開催された「釣りフェス2025」
フィッシングショーOSAKA2025オープニングセレモニーでの関係者によるテープカットシーン

2025年が幕を開け、今年も釣り業界最大クラスのイベント「釣りフェスティバル2025」[主催:一般社団法人 日本釣用品工業会]が1月17~19日に神奈川県横浜市・パシフィコ横浜にて、続けて2月1~2日には大阪府大阪市・インテックス大阪にて「フィッシングショーOSAKA2025」[主催:大阪釣具協同組合]が開催。お互い切磋琢磨するかのように、来場者を満足させるべく、毎年様々な工夫が感じられるイベントとなっており、今年も多くの釣りファンが来場した。

各メーカーが時間をかけて開発した新製品に、来場者はやや興奮した様子で実際に手にし、竿を曲げる、リールを巻くなどし、その性能を実感しようとしていた。両イベント共にこれから釣りを始めたい、ステップアップしたい人向けの釣り教室も充実しており、主催者、釣り業界が重要視する底辺層拡大への本気度を感じられた。さらにはグルメコーナーやライブパフォーマンスなども行われ、釣りファンのみならず釣りをしない同行したファミリーも楽しめる、厚みのあるイベントとなった。

毎年行列ができるニジマス釣り体験
テレビ、YouTubeなどのメディアでお馴染みのプロが各ブースでトークショーなどを行った
釣りファンにはたまらない瞬間
東北でもいま大人気のメタルスッテ・イカメタル。シマノの最高峰メタルスッテロッド、「セフィアリミテッドメタルスッテ」。ウキウキトップモデルUKも加わった
リーダーの定番、オーシャンレコードよりも柔らかさ、根ズレ・結節強度があるバリバス「アバニ ショックリーダー SMP ナイロン
グランドマックスと同じ強度がありながら柔らかさをアップさせたリーダー、シーガー「グランドマックスFXショックリーダー
名作ストゥープ発売から23年振りに渓流トラウトルアーがデュエルから「ハードコア トラウト」シリーズが新発売!
日本海で人気が高まっているアマダイ。オーナーばりから注目のアマダイ専用アイテム「スカートフックアマラバSP」「ガチの甘ラバサビキ」などが発売!
6Vで安心して長時間使えるBMOジャパン「ワカサギ電動リール用バッテリー
フルタングステンジグでシルエットが小さい、ON THE BLUE「TGポテンシャル」。山形、青森、宮城で人気のマダイジギングにめちゃくちゃ良さそう!
カツイチブースでは、エダスを増し増しにできるイカメタルの便利アイテム「欲針」シリーズを発見!
エクリプス「HOWERULER LINNE」。まさにサクラマスジギングカラー!

日本釣用品工業会が経済・文化・芸能・スポーツ等の各界で活躍、釣り及び釣り文化の発展に寄与されている方々の中から毎年選出する「ロイヤルアングラー賞」。2025年はANAホールディングス株式会社 代表取締役社長「芝田浩二」氏が受賞した

大阪会場ではイベント中に、「遊漁に資源管理は必要か!?」と題し、水産庁資源管理部の赤塚祐史朗氏らをパネリストにした日本釣振興会主催の環境委員会シンポジウムも行われた。世界的に資源管理をしているクロマグロに端を発し、水産庁では他の魚種にもいわゆる「遊漁枠」を設けようとする動きがある。救命いかだの設置問題しかり、釣りにおいて(国による)資源管理は総合的に非現実という声が多い。水産庁ではなく、釣り業界、遊漁船組合、個々の意識などあくまで「現場主導」でなくてはならない。

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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