【連載】わっぱが特捜隊 ANOTHER SIDE/Vol.9雪上ワカサギ編

連載「わっぱが特捜隊 ANOTFER SIDE」は隊員Tが釣りのジャンルや、釣り方など一切気にせず自由気ままに釣りをご紹介する連載となっております!


目次

  1. エピソード1◆雪上ワカサギ釣りとは?◆
  2. エピソード2◆野生の勘!?◆
  3. エピソード3◆釣果に差が出る穴!?◆

エピソード1◆雪上ワカサギ釣りとは?◆

冬の釣りの代名詞といえばワカサギ釣り。全国的に多いのがドーム船やボート釣り。そして寒さが厳しくなり氷上の乗って釣るのが氷上釣り。しかし、今シーズンは気温が高く氷上釣りができる場所は非常に少ない。
そんな状況下でも毎年といって良いほど氷上ではなく雪上で釣りができるのが秋田県湯沢市にある野池(桁倉沼&螺沼)。
豪雪地帯故に氷ではなく雪が降り積もり、その上に乗るという珍しいスタイル。
今回はこの雪上ワカサギにチャレンジ!

ワカサギ釣りのタックル一式

エピソード2◆野生の勘!?◆

実釣当日の1月中旬は風もなく穏やかな天気。
午前8時に現地で待ち合わせをしたのは、ほぼワカサギ初めての隊員中野(中野佑希さん)と隊員T。
2人でポイントまでの斜面をソリを引きながら目指す。
そして湖面の雪上に到着したが、雪が想像以上に多くてわっぱが(汗)。
これではポイント探しの魚探を入れる穴を開けるのもままならない状況。
やむを得ず隊員Tは何となく釣れそうな場所を感覚で選び決定(適)。
そしてまずは雪を寄せてテントを張るスペースを作る。
続いてドリルで穴を開けテントを張り、釣り座のセッティング。 
この一連の流れが意外に時間が掛かるので覚悟してチャレンジしてください。
釣り座ができたらタックルを準備しいざ実釣スタート!
水深は13mで魚探では中層より上にワカサギ反応が…。
水面下2m程を狙っていると程なくして隊員中野に待望のヒット。
上がってきたのは小さいながらも綺麗なワカサギ。
そこからはポツポツ釣れ時間があっという間に経過した。

エピソード3◆釣果に差が出る穴!?◆

午前11時頃にわっぱが隊員MASAが遅れて合流。
それまで隊員中野が釣っていた穴を譲り3人で釣ることに。
すると隊員MASAがいきなりの入れ食いモード突入。


隊員中野がポツポツ、隊員Tに至ってはアタリすらない状況。
ワカサギ釣りは穴が一つ違うだけで釣果に差が出ることも珍しくない釣りだから恐ろしい(震)。
ある程度食べる分を釣ってから待望の試食タイム。
が、てんぷら粉を持ってきていたつもりの隊員Tのリュックにはてんぷら粉はない(ガビ~ン)。
やむを得ず素揚げにして、岩塩とカレーパウダーをかけて食べることに。
現場で食べるワカサギは最高のご馳走であっという間になくなってしまった(完)。


昼食をはさみ最後は高齢の、いや恒例の5匹速掛け対決(試)。
開始早々、隊員中野がいきなり3連発で早くもリード。
隊員Tは全くアタらずわっぱがで、隊員MASAにはアタるが乗らずだったが隊員MASAが2匹釣り追い上げムード。
しかし隊員中野が1匹追加でリーチ!
隊員MASAはアタるが乗らず、隊員Tも少ないアタリも乗らずメガわっぱが(号泣)。
そんなわっぱが隊を横目に隊員中野が5匹目を釣り上げ勝負あり!
 
今回は冬の風物詩ワカサギ雪上釣りにチャレンジしたが、これが面白すぎてかなりヤバい。
繊細なアタリを取る釣りそのものも面白いが、テント内で色々食べたりすることも非日常を味わえて物凄く新鮮&リフレッシュすることができる。
東北には氷上釣りができる場所がいくつかあるので、解禁情報を待ちながら是非チャレンジしてみてください。

WRITER

佐々木武

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秋田県秋田市出身50歳。本誌時代よりの連載「わっぱが何でも釣り特捜隊」シリーズの隊員Tとしてもお馴染み。下手っぴながら色々な釣りにチャレンジしており、釣りの楽しさを伝えようと日々模索している。
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