週末釣り物予報 2024年6月29~30日

今、サーフがオススメ!

地球温暖化や海水温上昇の影響なのか、今のサーフは多種多様な釣り方で様々なターゲットが釣れています。これまでは秋口にならないと姿を見ることが少なかった魚もヒットしています。
そんなわけで、今週は広大なサーフをステージとした釣り物をオススメします!

フラットフィッシュ

サーフからのルアー釣りの代表格と言えば、今はヒラメ&マゴチと言っても過言ではないでしょう!
例年通りであれば宮城県の各サーフで賑わいを見せるフラットフィッシュですが、今年は少し遅れ気味でした。しかし、最近になって一気に釣果が伸びており、激アツ人気スポットとなっています。

また、今年は日本海側の青森県七里長浜~秋田県内の各サーフにおいて、マゴチのラッシュが続いています。日中でも釣れますが、やはり朝夕のまづめ時に活性が高くなることが多くなっています。

特にベイトとなるカタクチイワシなどの小魚が波打ち際に跳ねていたら、すぐ目の前の至近距離にフラットフィッシュがスタンバイしている可能性大。また、ルアーが届く距離でナブラが現れたら絶好のチャンスになります!

回遊次第で青物も!

イナダ、ワラサ、サゴシ、サバなどの青物もサーフでは良く釣れる魚です。これまでは新潟でサゴシフィーバーが起こっていましたが、その群れが北上したのか、秋田県内の秋田港や能代港などでもルアーに反応を見せております。

また、市販のジグサビキを使用するとアジやサバも同時に釣ることができて、効率的な釣りを展開することができます。特に今の時期は良型アジの終盤を迎えていますので、まづめ時の短い時合いに狙ってみたいターゲットになります。

忘れちゃならないシーバス

こちらもベイトの回遊が大きなウエイトを占めますが、サーフシーバスもオススメです。まだランカーサイズは少ないかもしれませんが、シーバスがベイトの群れさえ捉えていれば数釣りのチャンスが広がっています。

サーフのシーバスは海が荒れて波が立ったり、濁りが入ったりしている状況がオススメですが、もしもベタ凪であれば、反対にフラットフィッシュや青物の可能性が高くなるため、まずはサーフに足を運んでルアーをキャストすることが大切です!

投げ釣り&チョイ投げも!

日本海側のサーフではシロギスが最盛期を迎えています。しかも1色(25m)以内の至近距離で数釣りを楽しめるため、お子様連れのファミリーは勿論のこと、ルアーで釣果がなかった時のお土産確保の保険的な釣りとして、チョイ投げ仕掛けとツケエサのジャリメのセットを持参することもアリでしょう!

一方、宮城県~福島県のサーフではイシモチの釣果も聞こえてきています。これから梅雨入りするとサイズアップして更に活性が上がる魚ですので、シロギス仕掛けを少し太めに設定すると、ハリス切れを起こさずにビッグサイズを仕留めることができます。

以上のように、今はサーフの釣り物が激アツです! ルアー釣りでも投げ釣りやチョイ投げ釣りでも、かなりの確率で魚からの反応を捉えることができます。
サーフは見通しが効くので遠方で発生している雷や雨雲などもいち早く察知できるし、高波にさえ気を付ければ海に落下するリスクも低い安全な釣り場です。

さあ、みんなでサーフへGo!

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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