投げ釣り専科【vol.15】 満員御礼‼ 釜谷浜

6月8日の早朝、釜谷浜には大勢のアングラーの姿が!

初夏のハイシーズン!

6月に入り各地のサーフが賑やかになっています。秋田県三種町の釜谷浜では、陽の出前から続々とアングラーが足を運び、まるで釣り大会でも開催されるのか? という程の活況を呈しています。

フラットフィッシュ

ルアー釣りの主な釣り物としては、ヒラメ、マゴチ、アジ、イナダなどとなっています。アジやイナダはベイトの回遊次第で期待値が決まってきますが、殆どが朝まづめの短時間だけの楽しみとなっています。

対してヒラメ、マゴチは、最近安定して釣れるようになったシロギスをベイトにしているパターンも考えられ、比較的長い時間にわたってチャンスがあるものと思われます。

60cmオーバー、5kg超えの重量感に満ちたマゴチ
女性アングラーが釜谷浜でナイスサイズをゲット!

使用するルアーは、シンキングペンシル、ジグヘッド+シャッド系ワーム、バイブレーション、メタルジグがメイン。また、ヒラメにはショアラバも有効な場合がありますので、それぞれ違ったアクションを繰り出す数種類のルアーを準備すると、良い釣果に繋がる可能性があります。

シロギス

一方、シロギスに関しては早朝でも釣れるものの、この時期は直射日光で波打ち際の水温が上がる日中のほうが、キスの活性が上がる傾向があります。そのため、ルアーマンが撤収して、釣り座を広く選べるようになってから、好釣果に恵まれることも多くなります。

先週から良型交じりの連掛けが見られるように!

使用するエサは圧倒的にジャリメ。6本以上の針数を出す場合は、細身で針に付けやすく、飛行中の空気抵抗が少なくて絡み防止にもなるのが最大のメリットです。

また、2~3本針仕掛けなどによるチョイ投げで届く範囲でもキスが釣れています。この場合は仕掛け絡みのリスクは少ないので、アオイソメでも十分に釣果が望めます。

6月7日、上級者による釣果。2時間半で60匹超!

ダイワ「キスマスターズ秋田大会」会場

釜谷浜では来週の6月15日(土)、ダイワ主催の「キスマスターズ秋田大会」が開催されます。大会は1回戦が午前6時~8時で、参加者の40%が2回戦に進出。2回戦は午前9時45分~11時15分で競い、2回戦進出者の30%の選手が6月29日に新潟県で開催されるブロック大会に進出する権利を獲得します。

釜谷浜でのダイワのキス投げ釣り大会は、前身の「スーパーバトルカップ投げ」からスタートし、20年近い歴史を持つ大会。現在東北地区では唯一のメーカー主催のキス釣りトーナメントであり、集まる選手のレベルも高く、見学するだけでも価値があります。

今日の釜谷浜の活況ぶりの中には、「キスマスターズ」のプラクティス(下見)をしている選手も多いと思われます。今年の選手募集は既に締め切られていますが、キス釣りに興味のある方、腕に覚えのある方、大会の雰囲気を楽しみたい方などは足を運び、是非とも観戦してみて下さい。そして、来年は選手として参加してみてはいかがでしょうか?

2024kisu14.pdf (daiwa-competition.com)

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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