釣行は慎重に!
天気予報を見ると、残念ながら今週末は全域で西風が強く吹き荒れ、2日の土曜日には冬型の気圧配置が強まり降雪もありそうな気配だ。これは編集部の憶測だが、安全を期して各地の遊漁船は出港を見合せる可能性が高くなる予感がする。
好天であれば、好調が続いていた津軽海峡に加え三陸沖でもサクラマスのジギングが開幕を迎える予定だったが、船宿に出船予定を確認をしよう。また、宮城~福島沖でタチウオ、秋田~新潟沖ではアマダイ、新潟東港周辺のサゴシやサワラなどが好釣果だったが、いずれも悪条件で厳しそうな状況だ。
渓流がスタート
一方で岩手、宮城、山形、新潟の主な河川で、渓流釣りが解禁を迎える。今年は暖冬のおかげで残雪が少なく、山歩きしやすい状態になっといると思われる。しかし、既に雪解け水が川を下り増水期に入っている河川もあるだけでなく、昨年秋からクマ出没のニュースも続出し、早くも冬眠明けの個体に遭遇したという事例も散見されている。
待望の解禁日を迎えるが、釣行計画は慎重に練って、決して無理のない安全なスケジュールを組んで早春の渓流釣りを楽しもう。
また3月1日には、山形県の最上川と赤川、新潟県の荒川と三面川では、サクラマス釣りの解禁日を迎える。今年の遡上を占う1日となるが、釣りの安全だけでなく人としてのマナーを遵守し、決して迷惑駐車やトラブルなどを起こさないように注意して頂きたい。
準備に励む!
海釣りに関しては、次なる釣行をイメージしながら、タックルの手入れ、仕掛けや消耗品の準備などに励んでみてはいかがだろうか? 昨シーズンを思い起こして、反省点、改善点をピックアップし、そして新しいアイデアや各メーカーから発売となった新商品などの情報を組み込んで、今年の戦略を練ることはどんな釣りにとっても大切なことだ。条件が良くない時には、それを逆手にとって情報収集や準備に充てるなどしてみると、次の釣行でいい結果に繋がってくれるかもしれない。