岩手/編集部
岩手県内の釣りの活性化や釣り場環境保全、そして釣り人のマナー・モラル向上のための指導などを活発に行っている岩手県釣りインストラクター連絡機構「第25回通常総会」が令和6年2月24日(土)、盛岡市内のホテルで午後2時から開催された。
開催に先立ち当機構代表の千葉康則氏が「会員1人ひとりの意識の向上を図り、同機構を発展させましょう」と、あいさつ。続いて岩手県農林水産部水産振興課主任主査・荒木貴郎氏、岩手県内水面漁業協同組合連合会専務理事・石田亨一氏、同機構相談役(株)釣り東北社取締役会長・佐々木清治、岩手放送アナウンサー・加藤久智氏が来賓としてそれぞれ祝辞を述べた。
通常総会は議長選出後、第1号議案の「2023年度事業報告及び決算承認について」など第3号議案まで報告・審議され、満場一致で承認された。
今総会にはゲストとして、(株)つり人社取締役会長・鈴木康友氏が招かれ、講演を行った。内容は現在いろいろと問題になっている農薬のネオニコチノイドの自然や人体に対する悪影響などや、遊漁船業者には死活問題となりかねない救助いかだ設置義務化について、また釣りは引きこもりの人たちの治療に役立つと解説。現在釣り業界の組織団体や媒体が連携して行政などに対し改善するよう要望し、徐々にではあるが効果が出てきていると述べた。