30周年の節目に蘇る、元祖エギの姿「アオリーQ® 大分布巻」を徹底解説

2026年、“アオリーQ”誕生30周年。
その節目に登場したのが、当時の仕様をそのままに再現した復刻モデル、YO-ZURI「アオリーQ® 大分布巻」です。1996年の登場以来、エギングシーンを切り拓いてきたアオリーQ。その原点ともいえる“大分型布巻”仕様を忠実に再現し、歴史が息づく一本として蘇りました。

画像/出典:デュエル


元祖“アオリーQ”の設計思想

アオリーQが登場した当時、エギはまだ一部地域の伝統的な釣り道具という位置づけでした。そこにABS樹脂製ボディを採用し、均一な品質と安定したアクションを実現したのがアオリーQです。

今回の復刻モデルは、そのオリジナル設計を踏襲。

・大分型ならではの安定したフォール姿勢

・ナチュラルでクセのないダートアクション

・布巻きボディが生む柔らかな波動

派手さではなく、「基本性能の完成度」で勝負するエギ。それがアオリーQの本質です。


今あえて“当時仕様”を選ぶ理由

近年のエギは、飛距離性能や多彩なギミック、ハイアピールカラーなど進化を続けています。一方で、シンプルな構造だからこそ生まれる自然な存在感は、スレたイカに対して有効に働く場面も少なくありません。

アオリーQ 大分布巻は、

・プレッシャーの高い堤防

・ベーシックなシャクリとフォールで丁寧に探る展開

・秋の数釣りから春の良型狙いまで

幅広いシチュエーションで扱いやすいバランス型。操作する側の技術がそのまま表現される、いわば“釣り人主役”のエギといえるでしょう。


懐かしさだけではない、現役性能

復刻モデルとはいえ、基本設計の完成度は色褪せていません。安定した沈下スピードと姿勢はラインテンションの変化を感じ取りやすく、フォール中のアタリも把握しやすい特性があります。

長年支持されてきた理由は、単なるノスタルジーではなく「実際に釣れる」からこそ。30年という時間が、その実力を証明しています。

サイズ重量沈下速度カラー数
3.5号19g約3.2秒/m8色

エギングの歴史を語るうえで欠かせない存在、「アオリーQ」。
30周年という節目に、当時の仕様をそのままに復刻されたこのモデルは、原点回帰でありながら、今なおフィールドで通用するアイテムです。

最新モデルを使い分ける中に、あえて“元祖”を加えてみる。その一投が、エギングの奥深さを改めて感じさせてくれるかもしれません。

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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