
近年、東北でもボートからアジを狙う「バチコンアジング(バーチカルコンタクト)」が盛り上がりを見せています。
そのアジングスタイルに向け、シマノがリリースしたのが「ソアレ SS ボート」です。縦方向の釣りに特化した専用設計で、テクニカルなバチコンを支える先進テクノロジーが詰め込まれています。
画像/出典:シマノ

バチコンアジング — 東北での広がりとその魅力
■近年、沿岸部・内湾・汽水域などをフィールドに、ボートからアジを狙うバチコン(垂直展開/バーチカルコンタクト)スタイルが注目を集めつつある。
■地形・潮流・ボトム変動が大きい東北では、水深・潮の速さ・魚の着き場の変化を捉える“縦の釣り”技術が釣果を左右する。
■従来のライトゲーム竿・アジングロッドではカバーしきれなかった“錘負荷・操作性・感度”の壁を超えるため、専用設計ロッドへの期待が高まっている。
「ソアレ SS ボート」の技術ポイント
■ TAFTEC ∞(タフテック インフィニティ)穂先
「ソアレ SS ボート」最大の特徴が、新世代ソリッド穂先「TAFTEC ∞」。
従来比で約2.5倍の強度を誇り、繊細さと耐久性を高次元で両立しています。
小さなアタリを確実に捉えつつ、深場や潮流の変化にも負けない粘り強さを発揮します。
■ スパイラルX × ハイパワーX構造
ブランクスには、シマノ独自のスパイラルXとハイパワーXをダブルで採用。
高負荷時のねじれや潰れを防ぎ、縦方向の操作性をキープ。
深場でのバイト感知や、ボトム付近のリグコントロールがより正確になります。
■ 感度と操作性を高めるリールシート設計
グリップ部には、手のひらにフィットするブリッジライクシートを採用。
細かな誘い操作やフォール時のラインテンションコントロールがしやすく、長時間の釣りでもストレスを感じにくい握り心地に仕上がっています。




ラインナップと対応シーン
モデル | タイプ | 全長 | オモリ負荷 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
S68M-S | スピニング | 2.03m | MAX30号 | オールラウンドモデル |
S68MH-S | スピニング | 2.03m | MAX40号 | 深場・潮流対応 |
B66M-S | ベイト | 1.98m | MAX40号 | 高負荷リグ・手返し重視 |
どのモデルもPE0.8号までを想定し、繊細さとパワーを両立。
特にS68M-Sは、東北の内湾~沖合に広がるアジングフィールドに最もマッチする汎用モデルです。
「ソアレ SS ボート」は、まさに「縦の釣り」を極めるためのロッド。
軽量・高感度・高剛性の三拍子が揃い、ボートアジングを新たなステージへと導きます。
東北で広がるバチコンアジングにおいても、その性能は確実にアドバンテージとなるでしょう。