
青森/佐藤早苗
夏到来!様々な釣りがハイシーズンを迎えていますが、今年こそ!と思っていたケンサキイカ狙いのイカメタルに行ってきました。
目次
夏、イカメタルへの挑戦!
イカと言えば、イカの町とも呼ばれる山形県酒田市!漁師町として古くからスルメイカ漁が盛んで毎年6月には長期間のスルメイカ漁に出航する船を見送る「イカ釣り船団出航式」が町を挙げてにぎやかに開催されています。そんな酒田で、夏にはケンサキイカ狙いのイカメタルで多くの遊漁船が出ています。私がお世話になったのは、アカムツでも有名な遊漁船アラジン!アカムツに限らず、夏場の夜便としてイカメタル、バチコンアジングで月曜から土曜まで出ています。夜便はだいたい18時30分から19時の出港です。
釣行前の準備は情報収集から
行くと決めたらまずは事前準備!イカと言えばイカ先生!富所先生でしょ!ということで、イカ先生のイカメタルYouTubeをひたすら見まくって、まずは基礎知識の習得!
そして、これだけは必ず用意してほしい!
①メタルの重さ
②最近釣れているカラー
③ドロッパーはエギか浮きスッテか?
①~③を直接船長に聞きました。はい、この3つ大事です!
メタルは15号から35号までは準備してくださいとのことでしたが、「持っているメタルが軽すぎて底を取れなかったらもうどうしようもないです。」というイカ先生の言葉がやけに気になり40号まで揃えておきました。

日本海に沈む夕日とともに出港

夕日に染まる日本海を眺めながら、いざ出港!夜は涼しいのかと思いきや意外と暑かったです。ほどなくポイントに到着し釣り開始!
最初は底をとってしゃくりながら探り、イカのいる棚の情報を共有してそのレンジを狙います。基本はティップランと同じ!じゃあティップランでいいじゃん?て思う人もいるかもしれませんが、ちがうんだなーこれが!それぞれの楽しさがあるのです。そこに私…気が付いちゃったんです。ま、その辺の話は機会があったらまた今度!
独特のアタリを楽しむゲーム性


イカは魚と違って、触腕を含めた10本の腕で獲物を捕まえ口に運びます。これをイカが抱く、という表現になるのですが、そのアタリが独特で必ずしも「引く」とは限らず、その反対の「引かない」ことの方がむしろ多かったりします。そこが楽しさの1つであり、そのアタリがわかるようになると釣果も一段とアップします。

イカ先生とアラジン船長のおかげで、初めて挑戦したケンサキイカ狙いのイカメタルもまずまずの釣果でした。ありがとうございました。
ハマる奥深さ、そして釣りの面白さ
イカメタルの楽しさにハマってしまった私は、その後も男鹿、また酒田…と数回行っています。エギング、ティップラン、イカメタルと、釣り方の違いにそれぞれの楽しさを感じられます。また、アオリイカとケンサキイカの微妙なアタリの違いも感じられて面白いです。例えばアオリイカのアタリが「ぬうううん」だとしたら、ケンサキイカのアタリは「ぬうん」で、それはケンサキイカの腕の長さがアオリイカより短いからなのではないか…というあくまでも個人的な研究結果です。
やっぱ釣りって実に面白い!
みなさんもケンサキイカ狙いのイカメタル!ぜひ挑戦してみてください!


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