レポート 吉田 亨
令和７年６月８日（日）、宮城県石巻市の田代島を舞台に「MFG東北会員選抜チヌ釣り大会」が開催されました。全国大会の出場権をかけた、年に一度の東北地区代表決定戦です。
タフコンディション下の激戦
大会当日の朝３時３０分、石巻市狐崎港にて受付がスタート。抽選によって２艘の渡船に振り分けられ、選手たちはそれぞれの釣り場へ。
競技ルールは「３０cm以上のクロダイ（チヌ）３尾の総重量」で勝敗を競う形式。好釣果が期待されるシーズンではありましたが、この日は天候や潮の影響か予想以上に渋い状況が続きました。
そんな中でも上位入賞を果たした選手たちは、手前の根回りや構造物まわりをじっくりと攻め、チャンスを確実にものにしていました。フィネスな釣技と的確なポイント選びが勝敗を分けた印象です。
栄冠は国分選手の手に！
見事総合１位に輝いたのは、【あべ島】で競技を行った国分選手。優勝の秘訣をうかがったところ、「足元の根回りを丁寧に探る釣り方が効果的だった」とのこと。また、ヒットエサはマルキユー【くわせオキアミスーパーハードM】でオキアミを２匹重ねる“抱き合わせ”が特に反応が良かったそうです。
大会結果は次の通り
１位 国分 喬志 選手 １６６０ℊ
２位 北野 梢弥 選手 １５９０ｇ
３位 吉田 通明 選手 １３００ｇ
４位 柴崎 光宏 選手 １２３０ｇ
５位 黒川 岳彦 選手 １２２０ｇ
６位 佐藤 宏 選手 １０００ｇ
全国大会へ、期待高まる！
この大会で優勝した国分選手は、来年４月に広島県大竹市で開催予定の【第１０回マルキユーM-1CUP全国チヌ釣り選手権大会】に、MFG東北の代表として出場されます。全国の強豪が集う舞台でのご活躍を、東北から心より応援しています。
