【ワカサギ2025】釣初詣!八郎ウキワカで氷結祈願釣行!

2025年、新年あけましておめでとうございます。今年の初釣行はどこにしようか? 迷っている方も多いかと思うがが、私の初釣行は年越し前の大晦日から始まっていた。

年越し蕎麦用の出汁を、鰹節から仕込み、味醂と少し良い醤油で整え新年を迎えるのだが、蕎麦用の他に、味付け濃いめの出汁を作っておいた。

なぜかというと初釣行は八郎潟のワカサギ釣りと決めていて、あのカリホク熱々の天ぷらを、極上の天ぷらで楽しむためなのだ()

秋田/佐藤 浩


目次

  1. 八郎湖で遊べるオカッパリのウキ釣り
  2. 2箇所目のポイントで2025初フィッシュ!
  3. リベンジ釣行で天ぷら分を確保!
  4. 熱々のワカサギ天と日本酒でいっぱい!

八郎湖で遊べるオカッパリのウキ釣り

エサは定番のサシ

1月3日、箱根駅伝の中継に後ろ髪引かれつつ、八郎潟東部承水路に向かう。

まだ氷結してないので無理だと思われるかもしれないが心配無用! オカッパリから延べ竿で狙うことでき、いい日に当たれば2~3kgの大釣りとなることも。

ワカサギは食べることを第一目的にしている私にとっては、お手軽で最適な釣りなのだ(笑)

八郎湖漁港に到着し、さぞ釣り人で賑わっているかと思っていたが、一組だけで防波堤には薄く積もった雪に足跡もない…これは釣れてない(笑)

湖面は港内の一部にシャーベット状に凍っているだけで、これでは今年も八郎潟の氷上釣りは厳しいかも? 一応、竿を出してみるが全くアタリなし(泣)

2箇所目のポイントで2025初フィッシュ!

初釣りで竿を出せただけ幸せです!なんて思うほど、まだ悟りの境地にほど遠い煩悩だらけの私はすぐに竿をたたみ、別の場所を探して車を走らせるが、大体こんな日は私の過去の経験上、泥仕合からのボウズ確定なのは分かっていたが、調整池外の漁港を覗くと、釣り人が集合! そこそこ釣れているようだ。

空いている所で竿を出すと、ピクピクとヘラウキに反応が! 上げてみたらワカサギが2匹付いていた。

とりあえずボウズ逃れと今年の1stフィッシュで嬉しい!その後、連続でアタリ、これは確変モードかと心の中で喜んだが、たったの8匹でストップ…

すぐそばの人はバンバン釣り上げているのにワカサギあるあるの、ちょっとポイントが外れただけで天国と地獄の差(泣)この日はこれで終了。

天ぷらにする数ではないので、帰ったら鍋だったのでワカサギも入れたが、年越し前から出汁まで作り、ワカサギ天の口になっていたので、私は食べずに家族に味わってもらった(笑)

リベンジ釣行で天ぷら分を確保!

翌々日、この日こそは天ぷら!と気合いを入れて先日釣れた漁港に。

早めに家を出たがすでに釣り人で賑わっていた。しかし、あまり釣れていないようだった。

前回、爆釣していたポイントも今日は全くアタリなしで、おこぼれを貰いにカモメがうろうろしていたが今日は厳しいだろう(笑)

アタリのあるポイントを探しラン&ガンしていると、普段、あまり釣り人を見ない場所で待望のアタリが! しばらく入れ食いになるが次第にアタリが遠のく。

そうなれば氷上釣りと同じように竿をシャクり誘いを掛ける。水深はワカサギ仕掛け+20センチ位と浅く、こんな所にもワカサギが居るんだと感心するが、時合いはそう長くは続かず、とりあえず天ぷらができるだけの数は釣れたので納竿。

熱々のワカサギ天と日本酒でいっぱい!

天ぷら分のワカサギを確保!


帰宅してワカサギを天ぷらにして自宅居酒屋開店!

酒は飛良泉「山廃純米マル飛」開栓! 熱々のワカサギ天を自作の出汁に着ける。出汁は味醂と砂糖を強く甘めに作っているので、ワカサギの甘さをより引き出し、そこに飛良泉の爽やかなリンゴのような酸味が三位一体となり(笑)最強っ!

早く、八郎潟で氷上釣りができるようになれば良いけど、例年なら今頃は薄氷が張って、中旬には上がれるようになるのだが、なんだか厳しいような気がするのは秋田だからで、お隣の青森では記録的豪雪で、お見舞い申し上げます。季節が普通になることを願ってやまない今日この頃です。

WRITER

佐藤浩

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秋田県在住。渓流やサクラマスといったルアーフィッシングにこだわりを持ち自然と向き合ってきたが、歳を重ねるにつれ、他の魚も釣ってみたい欲が増し、「酒魚放浪記」の連載スタートと共に、今では魚種、釣種問わず魚を追いかけている。

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