ワカサギシーズンをさらに楽しく快適にするスグレモノ集【後編】

筆者:三好正邦

近年のワカサギ釣り製品の進化は目覚ましい。穂先やリール、仕掛け等多くの製品がリリースされている。これらの主要なタックル群とは一線を画しつつも実は釣果を伸ばす上でめちゃくちゃ重要な役割を担うアイテムを開発、販売しているのがBMOジャパンだ。2024年度新発売となったアイテムもまた、かゆいところに手が届く孫の手みたいな品々! そんなブラッシュアップされている同社のアイテムを使ってみた。前回は、ワカサギ電動リール用バッテリー、ワカサギリール台DXを紹介したが、今回はボートアイテムを中心に紹介したい。

目次

  1. ①進化するワカサギレールシステム
  2. ②目線が大事!NEWアイテムで「アタリ」を見逃さない!
  3. ③ボート釣りを快適にする三好流カスタマイズ

進化するワカサギレールシステム

機能性、耐久性を兼ね備えたワカサギ釣り艤装の決定版!

BMO ジャパンのワカサギレールシステムは、ボートでのワカサギ釣りを効率的に行うための艤装である。ワカサギ釣りで必要なツールを一本のアルミレール上に効果的に配置できる様設計されている。これによりボートへの着脱時間を大幅に短縮できるため、限られた釣り時間を有効に使えるわけだ。
バラエティに富んだローボートの船縁形状。その多くに対応できる「クランプベース」が着脱時間短縮の肝となる。初めて訪れるフィールドでも簡単に準備ができるぞ。

スリムになったワカサギレールシステム
船縁をがっちりホールド

目線が大事!NEWアイテムで「アタリ」を見逃さない!

このワカサギレールシステムに装備するツールとして、今シーズン2つのアイテムが発売された。

「ワカサギレール用トレイ」
餌箱やカウンターなどを置くためのトレイで、磁石が付く材質でできている。
「PS魚探マウント(アッパータイプ)」
ライブウェルを取り付けているノブを併用してHONDEXのワカサギ釣り用魚探を取り付けられるマウントである。

ガタツキ防止パーツが釣りの快適さを昇華させる!
ワカサギレールシステムの細かなガタツキを防ぐパーツも発売されている。クランプベースレールクランプアタッチメントNを取りつける部分のネジの緩みを解消させるパーツとして「クランプ用回転防止アタッチメント」がある。また、たたき台と接続するレールスライダーベースとのガタツキを防ぐパーツとして「ギア付きシャフトⅡ(樹脂ナット付き)」がある。これらのパーツが無くてもシステムとしては機能するが、この2つのパーツをシステムに「噛ませる」ことで、ワカサギレールシステムの「一体感」が格段に向上し、快適に釣りができるようになる。リールを置いた時に出る微妙なガタツキが気になるという方は、このパーツを装備すればさらに「アタリ」を取りやすくなること間違いなしだ!

BMOジャパン
「ワカサギレール用トレイ」8,200円(税別)
PS魚探マウント(アッパータイプ)」 4,000円(税別)
クランプ用回転防止アタッチメント(2個セット)」1,500円(税別)
ギア付きシャフトⅡ(樹脂ナット付き)」900円(税別)


③ボート釣りを快適にする三好流カスタマイズ

ボートでのワカサギ釣りをより快適にするために私は以下のようなカスタマイズをしている。

・長尺アルミレールで幅を広く使う
ワカサギレールシステムとして標準的に販売されているアルミレールは800mmである。このアルミレールは640mmから1,840mmまで6種類ラインナップされており、私は1,200mmを使用している。長尺のレールを使うことで、左右のデッキ間隔を自由に調節したり、色々なパーツを装着することができるようになるので便利だぞ!

・10ℓ、5ℓのバケツにも対応
ワカサギレールシステムの「ライブウェルホルダー」。標準的に販売されているものは3ℓ仕様である。コンパクトで専用水切りバケツもあるので便利ではあるが、爆釣時の手返しを考えて、三好は3ℓのライブウェルホルダーを、船釣り用品として既製のコマセホルダー(角10ℓクラス)に付け替えて、伸和の10ℓバケツをライブウェルとして使用している。3ℓバケツより3倍強の大きなライブウェルになるので、たくさんのワカサギを入れられる。10ℓの水切りネットは無いが、伸和バケツに付属のフタに穴を開けて、水切りを手早く楽にできるよう工夫している。コマセホルダー(角5ℓクラス)にすれば、5ℓバケツにも対応できるぞ! ※ホルダーは伸和コマセバケツ角3,5,10に対応。

ボートでのワカサギ釣りは、「手返し」と「トラブル低減」が肝になる。艤装を工夫して「快適」な釣りを徹底的に追求してみよう!


各商品の詳細については、全国の釣具店様、下記BMOジャパンホームページにてご確認ください。また最新のワカサギレースシステムを使用した実釣動画は、筆者のYouTube「釣りーくch」でも紹介しております。参考にしてみてください。

[BMOジャパン公式ホームページ] 
https://bmojapan.jp/

[YouTube 釣りーくch ] 
BMO JAPAN 2024年新商品インプレ^^ワカサギ釣りがどんどん快適に!

WRITER

釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

株式会社 釣り東北社
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