【連載】エフエム秋田「釣り♥lab」ウェブ出張版Vol.11 鬼門の!?ティップラン

秋田/佐藤早苗

寒くなりましたね。早いもので、雪がちらつく季節です。11月には番組に秋田海上保安部の皆さんにお越しいただいての放送がありました。お聴きいただいた方もいらっしゃることと思いますが、釣りにお出かけの際はこの時期特に水の事故に気を付けてください。

冬場の海中転落は最も危険です。加えて近年、波消しブロックの規格サイズが大きくなっています。大きな波消しブロックの隙間に転落すると自力で上がってくることは不可能です。今一度、お出かけの際には安全なところで釣りを楽しんでいただきたいと思います。

目次

  1. 秋田のティップラン事情
  2. 秋田のイカ先生登場!?
  3. アタリを分かるにはどうする!?
  4. 釣りラボ
  5. 釣果情報大募集

秋田のティップラン事情

男鹿マリーナから出港!

さて、今回の連載記事は、今シーズンのアオリイカを振り返ってのティップラン釣行日記です。今回は男鹿マリーナからの出艇でした。

秋田県内では、秋田マリーナ、男鹿マリーナ、本荘マリーナなど多くのマリーナがあり、最近はマイボート、プレジャーボートなどをお持ちの方もたくさんいらっしゃることと思います。マリーナから遊漁船もたくさん出ており、整えられた港と施設内も快適に使用することができます。ぜひご利用ください。

振り返ってみると今シーズンのアオリイカは少なかったですね。全く釣れなかったわけではありませんでしたが厳しいシーズンでした。

秋田のイカ先生登場!?

ポイントを流すティップランでは風も重要なファクター。でも強過ぎて船のアップダウンが大きくなるとアタリが取りにくくなってしまいます。程良い感じが長続きすることは少ないです

様々なルアーフィッシングを全般的にやっていますが、自分の中で鬼門とされている釣りの一つがティップラン! 今シーズンは、そのティップランを攻略するために、気合を入れてシーズン序盤から男鹿に通っていました。アオリイカの数が少ないので、とにかくアタリを確実にとらえていきたいところですが、やっぱりアタリが分かりづらい…。波なのか、船の揺れなのか、潮なのか、竿先が上下すれど分かりにくい…。

釣りをしていてアタリが分からないって致命的だ!

そんな私に救世主! 今シーズンは釣り友達のイカ先生にご指導いただきました。勿論、イカ先生と言っても本家・富所さんではないのでご注意ください。笑

アタリを分かるにはどうする!?

そして指導いただきながら釣り始め、半日過ぎた頃ようやく釣れ始めました。

釣れなくても「釣り」、わかってはいるけれど、釣れた方が楽しいに決まっている。

途中、サバの猛攻にあったり、サメが釣れたりとハプニングもありましたが、先生のご指導のおかげでアタリもわかるようになり、釣果が伸びました。

秋田のイカ先生のおかげでようやく釣れました! でも抜き上げは墨を吐かれないようにそ~っとね!

ちなみに教えていただいたことは2つ! アタリが分かるようにするにはどうすればいいのか自分で考えて工夫してみることと、イカは群れでいる場合の方が多いので時合いや周囲の状況を見逃さないこと! この2つのみ!笑

具体的にいうとロッドの持ち方です。私の場合はロッドを体に付けて抱えるような感じで持っていましたが、それだと余計に穂先がブレてしまいました。そこでロッドを逆に体から離して手だけで持ってみたところ改善。アタリが取りやすくなりました!

結局釣りは「引き出し」が多いこと、つまり経験と実戦あるのみ! 経験値に勝るものはないのです。とにかくやってみよう!ってことです!

ティップランにご興味がある方はぜひ来シーズン挑戦してみてください!!

ティップランのアタリを捉えて掛けた時のズッシ感はクセになりますよ! 是非来シーズンやってみましょう!

釣りラボ

エフエム秋田 毎週木曜日午前11時30分~55分放送!内容はゲストを交えた釣りトークに加え、オススメ情報、アイテム紹介の「フィッシングヘッドライン」、釣果情報など内容盛り沢山♪ 是非お聞き下さい!

釣果情報大募集

釣りラボでは、皆さんの釣果情報や釣行記、釣りのあれこれなど大募集中です。

\メールはこちらまで/

afm@fm-akita.com

WRITER

佐藤早苗

エフエム秋田「釣り♥lab」ラジオパーソナリティ

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元CNA秋田ケーブルテレビリポーターで、現在はフリーランス。釣り歴12年。テレビ番組がきっかけで始めたルアーフィッシングが、現在は自身のライフスタイルの1つとなっている。年間釣行は約70回。渓流、サクラマス、シーバス、タイラバ、ジギング、エギング…他。

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