連載「わっぱが特捜隊 ANOTFER SIDE」は隊員Tが釣りのジャンルや、釣り方など一切気にせず自由気ままに釣りをご紹介する連載となっております!
目次
エピソード1◆激戦エリアにて◆
全国的に大ブームのイカ釣り。年間を通して各地でヤリイカ、スルメイカ、ジンドウイカ、コウイカ、ケンサキイカ、そして一番人気のアオリイカを釣ることができる。
アオリイカは陸っぱりも勿論人気だが、船から狙うティップエギングも週末には船の予約が取れないくらいの大人気。
今回は昨年くらいから激戦区となりつつある秋田県金浦沖のティップエギングにチャレンジ!
エピソード2◆渋いっす◆
当日はやや風が強かったものの、絶好のティップエギング日和。
昼前から出船で水深10~15mの実績ポイントを目指し10分程のクルージング。
ポイントが近いのもエリアの魅力で、週末には20隻を超える船が集結することもあるという。
この日は平日だったので、周辺には3隻くらいとライバルは少なめ。
まずは隊員masa、隊員T共に3.0号のエギからスタート。
風と潮による流され方はちょうど良く釣りやすい状況。
セオリー通り一旦ボトムを取ってからシャクりを開始して止めてアタリを待つ。シャクりを入れてアタリを待つ。を繰り返すも全く異常なしのわっぱが(焦)。
やはり激戦区のアオリイカでスレているのか、しばらく無反応な時間帯が続いた。
やむを得ずエリアを少々移動して、他船が殆んどやらない小場所へ。
これが功を奏したのか、隊員masaに待望のバイトがありヒット!
魚信、いやイカ信は良くジェット噴射でロッドが綺麗な弧を描く。
そして見えてきたのは良型のアオリイカ。
無事に抜き上げて何とかキャッチ。
胴長22cmの美味しそうなアオリイカを手中にした。
対する隊員Tは昨年からまだ数回というティップエギング初心者で、なかなかバイトを得られないまま沈黙(焦)。
隊員masaは頻繁にアタリがあるらしくアワセを入れているが、渋いのかなかなか乗らない…。
そんな釣れない時間が続いたが、隊員masaが数杯追加したところで大きくポイント移動となった。
夕まづめのラッシュ!
ポイント移動は試しに深場の30mライン、40mラインと開拓をしてみたが、イカからのコンタクトはなく、やはり実績の10~15mへと戻ることにした。
時刻は午後4時を過ぎて、夕まづめに突入。
ここで急激に活性が上がってきたのか、わっぱが隊の2人にバイトが連発!
そして、ようやく隊員Tにも待望のヒット(嬉)!
ロッドティップが「クンッ」と入りアワセると「ズシッ」と重みが伝わる。
そしてイカ特有のジェット噴射タイムで楽しませてくれる。
大事に大事にファイトして見えてきたのは、なかなかの良型!
最後はリーダーを掴んで抜き上げて無事にキャッチ!
胴長22cmのコンディション抜群のアオリイカを手中にできた。
そこからはバイトが更に多発し、お祭りモード。
隊員masa、隊員T共にバイトを次々と捉えて連続ヒット!
やはり夕まづめは活性が高くなるようだ。
サイズは胴長20cm前後とアベレージサイズは良く、前半の無反応さとは正反対にラッシュ突入となった。
今年の秋田のアオリイカは、前半戦は好調だったが、中盤から後半は陸っぱり、ティップエギング共にあまり良くない感じだったが、自然相手の釣りだけに、こればかりはしょうがない。
できる範囲であれこれ悩みながら楽しむのも釣りの醍醐味。
今シーズンは海水温が高めに推移しているので、色々な魚種が遅れ気味の感がしているので、この後の11月~12月はまだまだ色々な釣りを楽しめそうなので、アンテナを高く張り楽しみましょう!