日本サーフキャスティング連盟主催
日本サーフキャスティング連盟が主催する「NSCF杯投げ釣り選手権」は、かつて「内閣総理大臣杯」という名称で開催されていた由緒ある大会。
山形、宮城、福島、新潟、北陸、茨城、千葉、東京、神奈川、東海の、全国10地区予選を勝ち抜いたキス投げ釣りの精鋭52名(1名欠席)が、神奈川県大磯海岸に集結した。編集部も選手の一員として宣戦し、実釣を交えながら今大会の模様を3回に分けてリポートする。
まず初回は決勝のステージにコマを進めた全選手を紹介しよう。
各地区予選代表者
前夜祭では10地区の代表選手が紹介されてステージに登壇。日本一の栄冠を目指す意気込みがヒシヒシと伝わってきた。なお、茨城予選代表の大森浩選手(東京協会)は、所用によって欠席。
メンバーの中にはメーカー主催のトーナメントで全国制覇を成し遂げた選手も複数存在し、レベルの高いキス釣りスキルが展開されそうな予感しかない。
選手アルバム
ここからは選手を画像付きで紹介しよう。( )内は所属協会、敬称略。
前年の大会で上位に入賞してシード権を獲得しているこの4名は、今回も優勝争いの中心となるだろう。中でも1回戦をシードされた齋藤選手の2連覇に注目が集まる。
日本のキス釣り界では著名な力石選手、伊藤選手の活躍が見られそう!
9月に開催されたダイワ「キスマスターズ」全国大会で、来年度のシード権を獲得した鬼沢選手が実力を発揮しそう!
報知杯を2連覇したアーロン名人、ダイワ「キスマスターズ」で準優勝の水上選手の動きが気になる。
前年度4位で惜しくもシード獲得を逃し、リベンジに燃える宗像選手の釣果が気になる!
若手のホープ山崎選手はカメラを向けると照れまくり(笑)。内心はメラメラと燃えているはず!
左から順に新潟予選代表 和田浩(福島)、山形予選代表 山口清一(宮城)、宮城予選代表 高橋慶親(宮城)、千葉予選代表 竹下政信(茨城)
和田選手は余裕の笑み!
左から順に北陸予選代表 真間良二(神奈川)、宮城予選代表 吉田浩紀(千葉)、宮城予選代表 石山雄一(宮城)
真間選手は3年前のチャンピオン、石山選手は2年前の準優勝経験者!
左から茨城予選代表 小松佳徳(茨城)、茨城予選代表 岡沢諭(茨城)
前夜は絶好調にお酒が進んでいた!?(笑)
以上の51名に編集部を加えた52名で、第26回目の頂点が競われる!
1回戦競技ルール
1回戦の競技時間はは6:30から開始、9:30までに本部帰着。
釣り上げたキスの総重量で順位を決定し、上位20名と前年度優勝者の齋藤和典選手を加えた21名で2回戦(決勝戦)が繰り広げられる。
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日本サーフキャスティング連盟役員
前夜祭において日本サーフキャスティング連盟本部役員及び各協会長が紹介された。
左から順に
金川勝也(連盟副会長)、和田浩(福島協会長)、林賢治(東海協会長)、金安孝一(新潟協会長)、金子智(連盟会長)、石亀明夫(連盟副会長、東京協会長)、吉原克哉(連盟副会長)、竹下政信(茨城協会長)
大会の企画から運営までの御尽力には感謝の言葉しか見つからない。
全国各地のキャスターと一堂に会し、楽しくもありガチンコでもある同大会は、メーカー主催のトーナメントとは違った和気あいあいとした空気感があり、参加するだけでも楽しい気分になる。
それでは1回戦の様子をお届けしよう!
つづく…