台風10号の進路
8月28日(水)10:45現在、台風10号の速度は遅く、南西諸島周辺に停滞しています。これまでの経路を見るとまさに「迷走台風」そのもので、ほんの少しの気圧配置や偏西風の方向が変わっただけで、どちらに進むのか予想が難しくなっています。
予想を見ると東北~新潟地方では早くて8月31日(土)から暴風域に入ることも考えられますが、この速度と進行方向次第によっては、もっと早まったり遅くなったりする可能性があります。
海は荒れ模様のリスクあり
中心付近の気圧は935hPa、最大風速50m/s(瞬間最大風速は70m/s)と予想されており、近年稀に見る大型の台風となっています。このまま東北~新潟方面に進んでも、その勢力が衰えるかどうかは不明のため、全域で暴風や豪雨のリスクが高く、安全に釣りをする条件とは思えません。
特に海は9月1日から大潮を迎え、満潮時は潮位が高くなりますので、沿岸は危険な状態となります。せっかく秋の釣りシーズンを迎えたばかりですが、今週の釣行は自重&自粛モードとし、次なる釣りの計画を立てたり、消耗品の補充などの準備に充てて頂きたいと思います。
台風一過に期待!
台風が通過した後は、夏の湿気の多い暑い空気と、秋の乾燥してスッキリとした乾いた空気が入れ替わわり、朝晩の気温がグンと下がることが予想されます。そして、あらゆる釣り物の活性が上がり、秋の本格的な爆釣モードに突入することも考えられます!